たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2024.3.14 3回目のヤマトシジミ青♀探索。10時半にポイントに到着。それほど気温が高くはないせいか、♂が1頭飛んでいるだけだったが、すぐに♀が現れた。とまっても開翅せず、とても敏感だったので追いかけ撮りをする。飛翔速度は速くはなかったので、2枚撮れた。 しかし、♂に見つかり絡まれて見失う。その後、擦れた♀が2頭でてきたが、3日前と同一個体のようだった。新たな♀が出てくる間、♂を追いかけた。ほぼ芝生なので追いかけやすい。 11時20分、やっと新たな♀が現れ、小飛を繰り返すが翅は閉じたまま。しかし、影に入った時に開翅することが分ったので、とまる度に薄い影を作って開翅させた。気温が低い時期には、影を作ると翅を閉じる個体がほとんどなので、こんな個体はとても珍しい。 風が吹いており、バランスをとるためか翅をパタパタさせたとき、ブルーが輝く瞬間がある。ピントが合わないものがほとんどだったが、少しはその瞬間が撮影できた。 飛ばれた後を追いかけていたら、急にとまった。そこには、まだ咲いていないと思っていたが、ポツンポツンとカタバミの花が咲いていた。慎重に近づき、ブルーが最大に輝くアングルを狙った。 午後になって現れた擦れた♀を追いかけてみた。方向転換したときの4枚の表翅を撮ることを目標にしているが、こんなことは滅多ない。 一番気温が上がるのは14時ころ。この時間に♀が現れることがあるので、もう少し粘ることとして、♂の吸蜜を撮ったりしているとき、ベニシジミを見つけた。翅を開くことはなかったが、どうやら♀。 13時50分、あまり青くはないが新品の♀が現れた。もっといい場所では開かないかなぁ、と思っていたら、飛んでナズナの先端にとまった。ここで開けば、フグリの青い玉ボケが背後に入るはず。開くのを待つことにした(開き癖のある個体は開く)。待つこと、たった5分。開き始めた。しかし、風があり揺れ揺れでピントが合わない。 直射光で撮れるほど青い個体ではないので、影を作りながらの撮影だったが、影時間が長くなると翅を閉じてしまう。閉じたら、影を止め、また開くことを何度か繰り返した。 その間も、風が吹き続けていたのでチョウも位置を変えた。風の弱まったときにシャッターを切った。近くに♂が飛んでくるので追い払うのも作業の1つ。 今度は逆さま。ピント合わせが難しい。 さて、やっと斜め横から撮れる位置になった。が、風が・・・・。 また最初の位置に戻ってしまった。翅を閉じ動かなくなり撮影を止めたのは14時50分。この個体だけで、シャッターを切ったのは221回。そのうちピンが合ったのは何枚あっただろうか。 #
by otto-N
| 2024-03-18 10:16
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