たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.11.17-22 ヤマトシジミの靑♀を探しながら、オスの飛翔を撮影していた。 2016.11.17 朝の早い時間はまだ気温が低く、日だまりの土手の下を飛び回るオスが多い。行ったり来たりしているところから、テリ張りなんだろうと思う。時には複数頭が絡む。摺れたオスばかりなので、撮る気はなかったが、少し追いかけると3頭が入っていた。チョウはともかく、土手の雰囲気が出たので、結構気に入っている。 ピカピカの白いオスはとても少ない。靑♀探しに疲れたころ、気分転換に少し追いかける。 無理に飛翔ばかり追いかけているわけではなく、普通の開翅も狙っていたのだが、なかなかいい位置にとまってくれなかった。摺れたオスはどこでも開くというのに。 この土手は、高さ5mくらい、斜度は15~20度くらいか。草丈が低いので自由にヤマトシジミを追いかけることができる。この日は、数本、走り回っただけなのに、自宅に戻った時、脚にかなりきていることに気がついた。春のモンキチョウの撮影では、駅の長い階段を上がった時、両太腿が完全につってしまいしばらく動けなかったことがある。A新聞の朝刊の沢木耕太郎の連載はとうに終わっているが、ボクサーが土手をジグザグに走るトレーニングのことが出ていたが、これはかなり効く。 2016.11.18 靑♀を探しながら、飛んでいる擦れてなさそうなオスを追いかける。 靑♀探しで飛翔に集中しなかったせいか、歩留りが低かった。 日が低くなるとオスの活動も低下する。日光浴の頻度が増え、遠くからでも白く輝くのが見える。 スーパーブルーが翅を開かなくなったところで撮影は終了。戦い済んで日が暮れそう。とぼとぼと土手を歩いて帰路に着く途中、川面に反射する夕日の木漏れ日。叢の穂先にヤマトシジミを探すと、見つかった。 2016.11.22 ウルトラブルーの後、スーパーブルーがほぼ2頭同時に現れ、こちらはとまっても全然翅を開かないので静止撮影を諦め、飛んでいるのを追いかけた。 飛翔でスーパーブルーの翅の美しさを捉えるのは至難の技。ピントが合っただけでは意味がない。やはり、静止でしか煌めくブルーは撮れなかった。
by otto-N
| 2016-12-04 18:26
|
Comments(2)
近頃はウルトラブルーまでいるんですね。
スーパーブルーも見た事のない私には気の遠くなるような話です。 夕日の木漏れ日の写真、素敵ですね。 こんなシーンに巡り合ってみたいものです。
0
Commented
by
otto-N
at 2016-12-06 20:02
x
naoggioさん、ウルトラは昨年は自宅近くでも遭遇したので、スーパーもですが、どこにでもいると思います。
ただ、新鮮でなければ飛び古したオスと思うので、見逃す可能性大です。 木漏れ日ですが、自宅近くではこんなシーンは絶対ないので、探しながらけて土手を歩きました。 どんどん暗くなるし、風でピントは合わないし、20分以上この個体を撮っていました。
| |||||
ファン申請 |
||