たかがヤマト、されどヤマト | |||||
ミドリシジミ ミドリシジミの夕刻の卍飛翔は、午後4時ころから始まり、宴たけなわになるのは太陽がほとんど森の影に隠れる午後5時半すぎだった。太陽が沈んでもミドリシジミは暗い中を狂ったように続けていた。 2頭がフレームになかなか入らない。それよりも、たまにしかピントが来ない。撮れそうで撮れないはがゆさ。 日が暮れはじめる林縁。最初は樹上高く卍飛翔を行っているが、徐々に下に降りてくる。しかし、ほとんどが途中で分裂する。 しかたがなく、1脚と数10cmの長いレリーズを急遽購入し、再再度の出陣。カメラを頭上に掲げ連写した。その効果は抜群と言いたいところだが、そんな甘いものではなかった。 広い叢に下りてくる。逆光側だと、こんな風にしか写らない。 撮影する方向は限られる。それにしても、暗すぎ。 対峙する2頭。 残念ながら、1頭しか入らず。 日が落ちる頃、卍する2頭にさらに別のオスが次々と絡み、5頭を越える一団が、もはや卍飛翔の体をなさず、1頭を追いかける形で、残照の中を猛烈なスピードで飛び交っていた。ただただ唖然とするのみ。
by otto-N
| 2017-02-10 16:37
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