たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.5.31 自然教育園にゼフが出ているらしい。アカシジミはとっくに終わっているはずで、ウラナミアカシジミとミズイロオナガシジミくらいはいるかもしれない。いるかもしれないというのは、教育園では、ゼフはシーズンに2~3頭見つかると上出来というほど稀。いつも期待していない。 自宅を出てすぐ、キマダラセセリを見つけた。 場所を変えながらかなり長い間吸蜜していた。少し暗いが背景が素晴らしく、かなりの枚数を撮ってしまった。 教育園の暗い森の道にはルリシジミが飛んでいた。とまることはないと思っていたら、枯葉の上で突然の開翅。 池のある湿地帯にはハンノキやヤナギが点在するが、残念ながらミドリシジミはいない。しかし、コムラサキを見かけることがある。この時は3頭が♀を探して飛び回っていた。まるでとまらないので連写したが、空打ちばかりだった。コムラサキは枝の先端ではなく、枝と枝の間に潜り込むように飛び回る。枝先に出て来る瞬間を撮れればピントは合うが、そうはいかない。ちょっと惜しかったのがこの3枚だった。 11時ころコムラサキがいなくなったので、例年ミズイロオナガシジミが出て来る場所に行くと、笹の葉の上にとまっていた。ずぼらに300ミリで撮る。 もう1頭すぐ傍にいたが、こちらはすぐ飛ばれてしまった。移動してウラナミアカシジミを探したが見つからず、そこにいたのはルリシジミ♀と、先が意外と尖がっていたウラギンシジミ♂。 2017.6.1 曇り空に日が射し始めた時、コムラサキが飛んだがそれっきり。湿地にはクサフジが咲き始め、チャバネセセリがいた。集まっていたと書きたいところだが、目を点にして探さないとチョウは見つからない。 日も射さなくなり、ミズイロオナガシジミのポイントに行くと、ヒメジャノメしかいなかった。 2017.6.2 朝から晴れ、気温も高い。しかし、今日こそコムラサキはと出かけたものの、どうしたことかコムラサキは1頭も姿を現さなかった。クサフジには産卵のためかルリシジミがまとわりついていた。 ルリシジミの♀の表翅は、構造色なのか角度によって一瞬濃いブルーに輝く。 いつもこのくらいピンがくると飛翔撮影は楽しいのだが・・・ 上空でコミスジが2頭、お決まりのカップル飛行。なかなか2頭とも入らず1枚がやっと。太陽の光芒を残り、空を明るくするのに一苦労した。 ゼフは見つからず、この日に撮ったチョウ。ルリシジミ♀、キマダラセセリ♀、アカボシゴマダラ♀。 2017.6.8 前日から梅雨入り。曇りかと思ったら日が射し始めたので出かける。トラフシジミが出たらしい。しかし、トラフのポイントに着くとすっかり空は雲。そこにいたのは大きなカメ。いつまでもじっとしていた。 足元からヒカゲチョウが飛び出し近くの叢にとまる。 一通り散策路を流し、事務棟のそばにいたヨツスジハナカミキリ。動き回る4つの目のすべてにピントが合うわけがない。甲虫はむずかしい。
by otto-N
| 2017-06-10 16:21
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