たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2018.6.22 現地に着いたのは9時30分。まだ、アイノミドリシジミがテリ張りしていたが、高い位置だったので1枚も撮れずに終わる。少し移動してメスアカミドリシジミが現れるのを待つが、薄い雲が拡がり気温が20℃と低いせいか、一向に出て来る気配はなかった。別の場所を探すが晴れなければ暗すぎるポイント。諦めかけた正午すぎやっと青空が出てきた。少し待っていたらメスアカが現れた。しかし、とまった場所は7~8m先、しかも目の高さより高い。300ミリでまるで米粒の大きさ。そして、半逆光。露出補正に手間取る。(トリミングなしでこの大きさ) 別の1頭がやってきたが卍には至らず、また同じ場所に舞い戻り半開翅したが、その後は翅を閉じて動かない。 その向こうにはミスジチョウが舞っており、遠いが連写する。(ピンボケです) どうやら産卵行動らしい。モミジの葉先で何度か腹部を曲げていた。葉の先端に産卵するようだ。 ミスジチョウが飛び去って後もメスアカは同じ場所にいた。少し距離があるが、この上では先ほどから2頭のメスアカが飛び回っていた。しかし、下には降りて来ない。卍飛翔が成立するためにはもう1頭が来なければいけないのだが、その1頭が現れない。そのうち、少し葉先を移動してゆっくりと全開した。 急いで正面に回ったが翅を閉じ始めた。この後、この枝の向こうの見えない位置に行ってしまった。 しばらく待ったが現れなかったので、ここを諦め帰路の途中、こんな所でという場所でテリを張っていた。距離は10m超。1.4倍のテレコンを挟む。背景としては悪くないけれど、ここも半逆光。(あまりにも小さいのでトリミングしてます) もう1頭向こう側にいるようで、時々絡むが長時間の卍飛翔はせず。先ほどからいる左翅先が少し欠けた個体がまだまだ遠い場所に戻ってくる。 14時過ぎ、欠けのない個体が近くにやって来たが、頭の上。 飛んで戻ってきても頭上。 結局、撮影を諦めたのは14時20分。メスアカのテリ張り時間は思ったよりも長かった。あれだけ気温が低かったのに山を下りると車載温度計の気温は29℃。山の中だけが天気が悪かったとしか思われなかった。
by otto-N
| 2018-06-29 16:14
|
Comments(2)
| |||||
ファン申請 |
||