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たかがヤマト、されどヤマト

2017.5.24 神奈川・まだ半開のイボタ ウラゴマダラシジミ(2)   2017.6.4 (記)

2014.5.24 続き
午後になっても完全には晴れないせいか、ウラゴマダラシジミは活動していた。風は相変わらず強い。とまって休むものは少なく、飛翔撮影に専念したが、あれだけ撮ったのにろくなものがなかった。
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羽化直の♀がふあふあと飛び出したのだが、風にあおられ飛び方が不安定だった。というせいではないけれど、ピンがちょっと情けない。前翅の白紋がやけに目立つ。そして白とびする。
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木の下の鳥の糞は相変わらず人気があった。♂の回遊コースの上、風がない場所だ。上2コマと下2コマとも黒いタイプだが、撮影時刻が違うし、翅のキズも違う。
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鳥の糞、泡吹き虫の他、蜘蛛の巣にも♀と間違えやって来る。
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翅をピンと4枚立っていたが、スレていた。
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午後一番に撮れた新鮮な♂。
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♀が開く場合は新鮮な個体が多い。羽化直後に翅を乾かすためなのだろうか。日陰でひっそり翅を開いていた。
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翅のキズから同一個体。
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ますます風が強くなり、吹き飛ばされまいとして懸命に蔓につかまる♀。けなげで可愛かった。これも正常型。探していた黒化型の♀は、♂はたくさんいたのに、結局、見ることもできなかった。
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午後3時を過ぎると飛び回る♂の数が増えてきた。中には疲れたのか一休みする個体も出て来る。ただ、半分しか開かない。午後4時30分、風もますます強くなり飛ぶ数も減ったので撤収。同じ場所に10時間半もいたことになる。
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(ウラゴマダラシジミはもう1回掲載します)



by otto-N | 2017-06-04 18:38 | Comments(2)
Commented by himeoo27 at 2017-06-04 18:50
「ウラゴマダラシジミ」の表翅
飛翔撮影で上手く写しこんでますね!
そう言えば私はここ2~3年この蝶に
出逢っていません。
Commented by otto-N at 2017-06-05 17:31 x
himeooさん、ありがとうございます。
今回のウラゴの飛翔撮影は暗くて大苦戦でした。
1日張り付いたいたおかげで、かなり性質がわかったことが大収穫でした。
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