たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.1.5 年が明けてから、西高東低の冬型の気圧配置が続き、気温が低いせいか、ムラサキシジミは現れなかった。 今日は無風で少しは暖かいので、少しは期待して、いつもの場所に行ってみた。が、いない。 ぼおーっと待つのもなんなので、隣の藪斜面に入ることにした。 ムラシは枯葉に潜っているとのことで、注意深く捜すと、いた。 1頭だけだったが、1mほどの高さで、常緑樹の枝に引っかかった枯葉の中に隠れていた。 別の角度から撮ると、眼がはっきり写っていた。 ムラシの眼は蝶の眼とは思えない。いつも睨まれている気がする。 他を捜しても、見つからないのであきらめ、石段(南東に面している)を降りると、途中に、いた。 寒いせいか全開しなかったが、傷みの少ない♂だった。 階段の下まで降りると、翅が痛んでいるが、もう1頭。石の上のほうが暖かいとみえる。 ブルーが一番輝くアングルを捜して撮影する。 (翅に特徴的な傷があるこの♂、前に見たことあると思って調べてみると、12/23に撮影していた) この個体は、少し飛んでは休むことを繰り返しながら、階段を登り、いつもの日だまりに。 そして、枯れ草や落ち葉の間をせわしなく移動しながら、ストローを伸ばし何かを吸っていた。 一段落した後、少し離れたところに移動し、全開で日光浴 やっとムラサキシジミの越冬個体を観察できた。 それにしても、枯葉と同じで判りにくい。帰るとき、まだいるかどうか、枯葉の間を見にいったが、いなかった。 階段の上を飛びまわっていた個体かもしれない。 そして、夕方、戻っているか見に行ったが、いなかった。毎晩違う場所で眠るのか? この藪は、小鳥が多くて心配だけれど、冬の間どうなるか観察を続けよう。
by otto-N
| 2011-01-05 16:15
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