たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.1.16 いつも素晴らしい写真と洒脱な語り口の虫林さんのブログ、「虫林花林の散歩道」をいつも楽しみにしていますが、今度は、マレーシアで、優雅な尾状突起をもつシジミチョウを撮影してこられた。どれもこれも美しい。3種のシジミチョウの中で、Yamflyというのはどこかで見覚えが、と思って捜したところ、ありました。2007年のゴールデンウィークに、カンボジアとベトナムに観光旅行に行ったとき、アンコールワットの近くにある荒廃した遺跡「ベンメリア遺跡」で、このチョウに会ってました。この遺跡は、全く手付かずで、植物が生い茂った荒涼とした瓦礫の山という印象。この遺跡、ポルポト軍の基地があったとのことで、当時まだ、埋まった地雷を撤去中。通路以外は歩かないようにガイドに指示されたとき遭遇し、コンデジで撮影しました。残念ながら、全開する前に飛ばれてしまいましたが、この遺跡よりも、「オナガアカシジミ」とかってに命名したこのチョウのほうが思い出深いです。 ベンメリア遺跡。崩れた建物の上に植物が覆う 尾の長いアカシジミ 遺跡の近くの花に群がっていたマダラチョウ チョウ撮影のために旅行することはなく、記念写真の一環として、花やチョウを撮ってきた(チョウはいないのでなかなか撮れませんが)。 それにしても、コンデジ(DMC- FX7)は、ピントが合うまで時間がかかる、シャッターラグが長いとかで、悔しい思いをしたことがほとんど。マダラチョウも「蝶源郷」状態だったが、撮れないうちにタイムアウト。ムラサキの幻光を撮りたかったが。
by otto-N
| 2011-01-16 16:26
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Comments(5)
今晩は。
このYamfly、なんだか独特の雰囲気を醸し出していますよね。 たぶん一番の原因は後翅の形状ではないでしょうか。 次第にすぼまって長い尾状突起に連なって行く、日本の蝶にはこういうのはいないような気がします。 強いて言えば、蝶ではありませんがアゲハモドキでしょうか。 ところで私、ベンメリア遺跡にも興味津々です。画像拝見するとなかなか面白そうなところですね。他にも画像あったら見てみたいです。 ポルポトですか・・・、忌まわしい記憶ですね。
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すみません、先ほど書き忘れました。リンクさせて頂きますね。
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tamayam2 at 2011-01-17 11:02
私も虫林さんの大ファンです。あの方のBlogは本当に
文もよいし、写真もすばらしい。うっとりとヨダレをたらして 見ております。私は、チョウの集まる食草にも関心が あります。下の2枚のチョウが止まっている植物・・・ 私トルコで見ましたが、名前がわかりません。 寺を這うまるで爬虫類のような植物でした。 いいお写真を見せていただきありがとうございます。
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otto-N
at 2011-01-17 19:58
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naoggioさん、
あの尾状突起は、確かに異常な長さです。飛んでいるところも見たはずですが、よく覚えてません。カンボジアにもアカシジミがいるんだと思いました。 ベンメリアは密林の中のただの荒れた寺院といった小さな遺跡です。アンコール・トムやタ・プロームのほうが雄大ですごさを感じました。 こちらこそ、リンクお願いします。
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otto-N
at 2011-01-17 20:10
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tamayam2さん、
コメントありがとうございました。30年前に、台湾の日月潭という山上湖のほとりでマダラチョウの乱舞を見ました。名前はわかりませんが、数種のマダラチョウが群がっていたのは、これと同じ花でした。どうやら、水辺に育つ植物のようです。
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