たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2010.7.27 オオムラサキを見たいものだと思って、近場はないかと調べたら、高尾山(599m)というのが出てきた。高尾山は、まだこんなに有名になる前、ケーブルカーを使わず、蛇滝コースから登り、相模湖へ抜けたことがある。9月の暑い日のことで、へとへとになり相模湖に着いてから飲んだ缶ビールがうまかった記憶がある。多少の土地勘はあるものの、ポイントはよく判らない。山頂付近とのことなので、行けばなんとかなるだろうと、だめもとで行ってみた。この日はリフトで上がり、山頂までそれらしい木はないかと捜しながら登った。しかし、あっけなく山頂。山頂に来ても何もないと、思ったとき、ありました。ルリタテハが樹液を吸っているのを見つけました。 幸運のルリタテハ。ブルーで統一された模様は、何度見ても飽きない。 スミナガシも飛んできた。近くで見るとなななかの迫力。 ほんとにここかなと、あきらめかけたとき、ついに、オオムラサキのオスが、空を切って登場。 少し翅がいたんでいるけれど、問題なしです。 ゴマダラチョウも来た。 アサギマダラがふわふわやってきて、近くの枯れた花の先に止まった。30分以上じっとしていた。昼寝? 帰りは稲荷山コース(途中から6号路)。登山道には蝶影はなかった。6号路登山口で吸水中の、ウラギンシジミ、キチョウ、クロアゲハ。 オオムラサキは中学生のとき、札幌の円山公園に採集に行ったとき以来、見ていなかった。最初に採ったのはメスだったが、手の震えが止まらなかった。北海道のものはこちらより小型。帰路、木々の上を猛スピード飛んでいるのを見た。小鳥をも追いかけるという話も信じられる。 スミナガシは、6月の茅ヶ岳以来。このときは越冬個体だったが、新鮮な個体はさすがきれいです。 この日は、山ガールに遠慮しながらの撮影でした。
by otto-N
| 2011-03-01 11:06
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Comments(2)
久しぶりにオオムラサキに出逢われた時の感動が伝わってきて楽しく読ませて頂きました。このオスのオオムラサキ、7月27日という日付を考慮するとかなりきれいな個体と言えるのではないでしょうか。
スミナガシもとてもきれいですね。 色々な蝶に出逢えた夏らしい1日、理想的な休日です。
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Commented
by
otto-N
at 2011-03-02 15:29
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naoggioさん、オオムラサキのオスはもう遅い、来年の下見のつもりで行きました。ラッキーでした。7月上旬は、沖縄がネックです。
スミナガシもそうですが、全開よりも、半開でこちらを向いているアングルが好きです。
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