たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2010.8.8 下北半島・大間から北海道・函館にフェリーで渡り、一気に札幌まで行こうと思えば行けるけれど、この日は、かねてから泊まりたいと思っていた道南の温泉に泊まった。 温泉宿には日が高いうちに着いたので、カメラを持って付近を散策してみると、懐かしいチョウたちがいた。 まずは、タテハ類。キベリタテハ、懐かしのシータテハ、ぼろだがコムラサキ。そして、幸せの青い蝶ルリタテハ。 ヒメジャノメ、クロヒカゲ、翅が痛んでいるが逆光でジャノメチョウ。 ここで、一番目立ったのはオオヒカゲ。日が傾きはじめると、あちらこちで飛びだした。 翅が痛んでいるのが多かったが、比較的きれいな個体を並べると、斑紋が微妙に違う。(少し翅が壊れていても撮っておくんだった) 黄昏どき、川に向かって翅を拡げるキベリタテハ。 いやー、懐かしかった。そのへんのミズナラの木からしみ出る樹液に、ほとんどボロだったけど、チョウが重なり合って集っていた。 クロヒカゲ、キベリタテハ、シータテハ、コムラサキ、オオヒカゲ、ヒカゲチョウ、ジャノメチョウ。 しかしながら、この林のオオヒカゲの数には驚いた。少し日が落ち、気がつけば、あっちこっちで飛んでいた。中学のころ、行けば必ず採集できたオオヒカゲのポイントというのがあったが、こんなにはいなかった。オオヒカゲは子供時代それなりに憧れのチョウ。こんなにいてもいいのかな。私だけがたくさんいる所を知らなかっただけなのかなぁ。
by otto-N
| 2011-03-03 17:22
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Comments(2)
ヒメジャノメいいですねえ。特に3枚目、右に広い空間があるところが私好みです。
オオヒカゲはたくさんいるんですね。1枚目の個体は地色の濃淡がはっきりしていてとてもきれいに見えます。 そして最後のキベリタテハ、こんな構図で撮影できるチャンス、滅多にないのではないでしょうか。うらやましい1枚です。
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by
otto-N
at 2011-03-04 20:00
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naoggioさん、ヒメジャノメの3枚目、止まっている葉が虫食いなので没にするところでした。
オオヒカゲはいるところにはいるんだという感じでした。1枚目は明るかったので裏翅の濃淡がきれいに撮れました。 黄昏のキべりは、確かに珍しいポーズ。時刻は16:37。欲を言えば、もうちょっと光が欲しかったです。
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