たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2010.8.14 「十勝千年の森」、ヒョウモンチョウに混じって、クガイソウに集まったいたチョウたちです。 本州のキタテハに相当するシータテハ。キタテハより翅の切れ込みが大きい。新鮮な個体が多かった。 エルタテハも1頭ながら見つけた。それにしてもエル(L)の紋はエルに見えない。ヒオドシチョウそっくりだ。 クジャクチョウも多い。翅を閉じているのを逆光で撮ると、裏の黒に表の赤が滲み出る。 いつもは翅を擦り切らしているジャノメチョウだが、吸蜜する新鮮な個体が目に付いた。 黄色いセセリは、コキマダラセセリ。大きなセセリはキバネセセリ。 最後のキベリタテハは、森の中の散策路を歩いていたときに、ミズナラの樹液に群がるボロボロのクロヒカゲを追っ払った。そのとき、一番下から出てきた。まだ、樹液にご酩酊の様子だった。 近寄りすぎて失敗も多かったが、シータテハはなかなか華麗だった。北海道では晩秋になると、野菊みたいなキク科の花に、シータテハ、エルタテハ、クジャクチョウが集まるが、秋よりも、夏のほうが断然きれいだ。 セセリチョウは、蛾のようなので大嫌いで、子供時代、採集したことがなかった(例外は、ギンイチモンジセセリ)。巨大なキバネセセリは特に嫌いだった。ところが、写真を撮り始めて、眼が大きく、行動面でも意外とかわいいことに気がつき、出会ったら撮るようになった。
by otto-N
| 2011-03-09 11:17
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