たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2010.8.16 ゴマシジミを探して林道に入ったところで、オオモンシロチョウがいた。この茂みをよく見ると、萩の花が咲き、ワレモコウがあった。ゴマシジミがいるかも知れないと捜してみると、すぐに見つかった。 産卵中のゴマシジミ。ぐるぐる回り、停止することがない。ピントがなかなか合わない。 気に入らないと、違うところに飛び移る。なかなかこちらの都合のよい所へは来てくれない。 草陰に潜んでいたのを見つけた。しばらくすると開翅。しかし、ピントが合ったのはこれ1枚。 近くの穂先に飛んで来たのが、何と開翅。もう少しと、思ったところで他のが来て一緒に飛び去ってしまった。 この林道で撮った他のチョウたち。 イタドリの花の蜜を吸うミヤマカラスアゲハ。イタドリでの吸蜜を初めて見た。 珍しく、ノリウツギの花にクロヒカゲ(♀)がいた。近づくと飛ばれた。 ヤナギに産卵するコムラサキ。少し遠いがジャノメチョウ。 最後、サカハチチョウかと思って軽く撮っておいたが、アカマダラだった。妻の実家(幕別)の庭先にいた。 ゴマシジミの産卵シーンは、いつ見ても、けな気というか一生懸命というか、そんな気がして、産む瞬間の力みがよく判り、ついガンバレと応援したくなる。目がかわいいせいなのかなと思う。 飛んでいるのが茂みに入ったら、メスがいると思っていいようだ。茂みの中の密かな営みにおいても、開翅シーンは見られたが、残念ながら、ピントが合っていなかった。営み中のものは、この狭い場所で何組か見た。かなりしつこく途中介入するオスもいた。 穂先での開翅はラッキーだった。色は飛んでいるのを見て想像はついたが、細かな模様までは判らなかった。落ち着きのあるブルーで、思ったより斑点が小さかった。図鑑で見るよりずうーっといい。
by otto-N
| 2011-03-10 21:20
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