たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.4.11 桜が満開になっても、ヤマトシジミをまだ見ていない。このままでは、ブログのタイトルの名がすたる。というわけで、100mmマクロのマニュアル・フォーカスの訓練をかねて、近くを散歩した。 ガーデンプレースのサッポロビール本社の庭(イギリス庭園風)は春の花でいっぱいだった。桜も満開。 しかし、ヤマトシジミは見当たらず、代わりにいたのはツマキチョウ。このツマキ、葉先で休んでいたが、日が照りだすと全く止まらず飛び回るだけ、撮るのをあきらめ、中目黒へ。 ツバメシジミはまだいるかと思って、探すと、交尾中のペアを発見。 交尾写真は好みではないけれど、この後の展開が迫力があったので載せます。 見つけたのは10:40ごろ。ちょっと撮った後、その辺を飛び回っているオス(摺れ摺れ)を撮り、このペアを覗くと、メスが開翅。時刻は11:05。唸るほどきれいな個体。それにしても、この状況で開くとは大胆なメスです。 これで、別れるかと思ったら、翅を閉じそのままじっとしてました。 11:15、次に見たとき、どちらかが別れたかったのでしょう、枯れ茎の上を激しく移動、片や必死に離れまいと、もみ合いになりました。もみ合い始めて1分。やっと接合部がねじり切れ、別れに成功しました。 ペアを見つけてから35分。これまで時間を気にしたことはなかったけれど、この間に小鳥などに襲われる可能性が高いのに、チョウは長いですね。卵の数の問題か?うーん。 離れた後、嫣然と翅を開くメス。この後、別れたはずのオスが来たが、振り払う。 ふられたオス。見得を切って開翅。少し翅が古い。先に羽化し、メスが羽化するのをここで待ちかまえていたのだろう。再度ふられた後、いずこともなく飛んでいった。 草の間の対象物を撮る時、オート・フォーカスでは、ジージーいうだけでピントが一定せず、マニュアル・フォーカスのほうがベターと思うものの、ペアの動きが激しく今回はギブアップでした。 それにしても、ヤマトシジミはいつ出てくるのだろう。都心では絶対数が少ないためだろうか。
by otto-N
| 2011-04-11 15:17
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Comments(8)
otto-Nさんにしてみれば残念だったかもしれませんが、このツバメシジミの♀はかなり美しいですね。
そのため、♂を手玉にとってるのでしょうか。
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owlj
at 2011-04-11 22:02
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未だにツマキ蝶を探しているのに交尾とは流石ですね。
蝶蝶は雌の方が綺麗ですね、人と同じかな?
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otto-N
at 2011-04-12 17:22
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otto-N
at 2011-04-12 17:32
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owljさん、チョウの世界では、オスのほうが断然派手ですが、最近、地味なメスの美しさに気付きました。
チョウの場合、羽化したてが勝負ですが、ヒトの場合、若ければいいとは限りません。(おっと、口をすべらすところでした)
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otto-N
at 2011-04-12 17:40
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naoggioさん、最中に、このメスが翅を少し開いたとき、ちょっとびっくりしました。
途中で別れたのでほっとしましたが、そうでなかったら、強制的に別れさせたかもしれません。 ツバメとヤマトは、都会でも十分楽しめます。
美蝶コンテストとは、発想がなかったですね。
とりあえず、私のベストヤマトは http://hits.blog.ocn.ne.jp/tyou/2010/11/1031_9e8c.html ですかね。
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otto-N
at 2011-04-13 20:53
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