たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.4.16 起きた時は雲っていたが、急に晴れてきた。あわてて、教育園に行く。 出遅れたためか、トラフシジミはいなかった。樹の上に1頭止まっているが、もう降りてこない。 少し先に、アカタテハが行ったり来たりしていたが、そのうちヤブマオの先に産卵しはじめた。 去った後、卵らしきものが3個あった。風が一瞬止まるのを待って撮影した。 アカタテハの卵を撮ってみた。10枚撮って何とかなったのは3枚だった。産まれたての卵は光り輝いていた。 暑いせいか、今日は全くだめ。ツマキチョウも飛び回っているばかり。止まらない。 2011.4.17 張り切って、9:00の開園前に行く。しかし、今日は、昨日と打って変わって気温が上がらない。 トラフシジミは降りてこない。待つこと1時間。やっと1頭が現れ、コクサギに吸蜜を始めた。 そのうち、何頭か飛んできては、路上で吸水や葉液?を吸っているが、翅は開かない。 少し摺れたものが多い。逆光で撮ったものは、やはり縁が青く写る。 羊歯に止まった個体は、後翅の上端が変だったが、だいぶ時間がたったころ、翅を開いてくれた。しかしながら、やはり翅に難あり、残念だった。 近くにいたルリシジミのちょっと摺れたメス。珍しくイチリンソウに止まったツマキチョウのメス、これは新鮮。 11:00ころ撤退し、夕方15:00ころ、もう一度きてみた。が、トラフの影すらなかった。 ここには「水生植物園」という、湿地性の植物が茂っている場所があり、ノウルシの群落がとても美しい。この黄色の花にほとんどのチョウは吸蜜に来ず、止まってくれたらいいのにと思っていたが、羽化したてのツバメシジミが通路脇で吸蜜を始めた。 今日も、トラフシジミの開翅写真は不満足に終わった。暑くても涼しくてもだめ、出て来る条件がよく判らないが、少しは動きが読めてきた。 トラフシジミはだめだったけれど、、夕方、帰り際に、ノウルシで吸蜜していたツバメシジミを撮ることができたのはとても嬉しかった。トラフの分を帳消しにしてくれた。 PS: この写真は、ちょっとかわいそうで、出すのをためらっていた。 トラフシジミの不完全羽化個体。上の翅のおかしかった個体といい、どうもこの辺に蛹があるようだ。 ロープで囲われていない場所なので、踏みつけられたのだろうか?
by otto-N
| 2011-04-17 20:06
|
Comments(2)
アカタテハの卵、本当にきれいで光り輝いていますね。私も今日産卵しそうな個体を追いかけたのですが産んでくれませんでした。
ツバメシジミは花の色が優しいのでとても生きいき見えます。いいシーンに出逢えましたね。白金に行けば良かった。
0
Commented
by
otto-N
at 2011-04-18 08:59
x
naoggioさん、この日はチョウがいなく暇だったので、どんなもんかと卵を試し撮りしただけです。
一番好きなのは1頭の個体を飛ばれるまで、とことん撮ることです。 バックの花との組み合わせしだいですが。 それにしても、このノウルシの黄色はきれいですよ。
| |||||
ファン申請 |
||