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たかがヤマト、されどヤマト

2010.10月 アフリカ旅行 (2)  2011.4.24

2010.10.21-22   ジンバブエの蝶①

アフリカ1日目、ビクトリアフォールズ郊外のロッジの園内には、野生動物(半飼育に近い?)が出没し、ちょっと驚いたけれど、寸暇を惜しんで蝶を探しました。

ファースト・コンタクトは、「ヒョウモンタテハ」。この蝶がよく目についた。
地肌の出ているところに、テリを張っていた。ただ、翅はあまりにボロなので、まあまあなものを掲載します。
赤土(レッド・クレイ)の上に翅を拡げるチョウを見て、アフリカに来たなという感じがした。
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この「ヒョウモンタテハ」という名前はかってにつけました。本当の和名は不明です。ヒョウモンの元祖か、末裔か、わかりませんが、前翅の前端の模様ががヒョウモンチョウに似ていたからです。、(本当は、筒井康隆の小説のようにもっとエッチぽい名前にしたかったのですが)

次に、見つけたのは、「アカオビルリヒオドシ」というタテハチョウ(これも、かってつけた名前。ヒオドシというのは色の名前、これは変な名前だ)。
庭の築山風の花壇の岩にいた。近づくと逃げるが、岩陰に止まっては翅を開いたり閉じたり、こちらの出方を伺っていた。しばらく撮影させてくれたが、もう少し撮りたかった。横から見ると、ルリタテハ。翅を拡げると、青いきらきらを散りばめた鎧のようだ。撮った翌日にはいなかった。
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アフリカに来て、一番多いと思ったのは、シロチョウの類。樹上を、まるでウラギンシジミのように光りながら高速で移動する。それが、現地時間で15:00ころ、ユーカリのような樹に止まった。近寄って探すものの、逆光なので、どこにいるか判らない(1コマ目)。やっとわかった(2コマ目)。順光ではすぐ判ったが(3コマ目)、まだ明るいのに、このまま眠りについたようだった。
4コマ目以下は、このロッジの庭で撮ったシロチョウの類。とにかく速く飛ぶ。
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10月下旬のビクトリアフォールズは、まだ乾季。川の周りと、ホテルの敷地には緑があったが、赤い土は乾き、木も枯れた状態。砂漠ではないので、チョウはたくさんいると思っていたが、非常に少なかった。この渇ききった大地の中では、チョウが少ないのも当然かなと思った。
(かってに名前をつけて楽しんでいます。異論があるかと思いますが、命名するのは難しいですね)

by otto-N | 2011-04-24 21:06 | Comments(6)
Commented by banyan10 at 2011-04-25 10:48
アジアや南米の蝶は写真を見る機会も多いですが、アフリカは記憶にないです。やはり種類が少ないせいでしょうか。
いずれにしても貴重な写真ですね。
Commented by otto-N at 2011-04-25 22:39 x
banyanさん、アフリカの蝶の名前をネット検索しても、あまり出てきませんでした。やはり、日本から遠いので紹介されていないような気がします。
また、行ったのが乾季だったため、数が少なかったものと思っています。
ビクトリア滝は、ザンビア側よりジンバブエ側のほうが水量が豊富で、周りは霧のように水が降り注ぎます。緑も豊富で、チョウも悔しいほど飛んでいました。残念ながら、止まってくれないので撮れませんでしたが。
Commented by ダンダラ at 2011-04-26 15:29 x
アフリカには8月に撮影に行ったことがありますが(花の観察ツアーのついでなので本格的なものではないですが)、日本とは季節が逆なので蝶の姿はほとんどありませんでした。
これだけたくさんの種類を撮影されてうらやましい限りです。
Commented by otto-N at 2011-04-26 18:18 x
ダンダラさん、アフリカの乾季に行ったのですが、日本でいうと冬枯れの状態でした。よくは判りませんが、雨季には緑であふれ、出現する蝶そのものが変わるのではないかと思います。
蝶の写真をもう少しアップしますが、私は、ヤマトシジミがアフリカにいたことがとても嬉しかったです。
Commented by naoggio at 2011-04-27 21:44 x
素晴らしい蝶のオンパレードですね。ご存知かもしれませんが最初の蝶は多分Hamanumida daedals 2種類目は Precis octavia ではないかと思います。白い蝶は全くわかりません。学名検索で面白そうなサイトもありましたので見てみて下さい。
ああ、羨ましい・・・
Commented by otto-N at 2011-04-27 22:32 x
naoggioさん、名前を教えていただきありがとうございます。
和名があるわけないですね。外国の蝶は、それほど思い入れがないので(アポロとかいくつかありますが)、先入感なしで蝶撮を楽しむことができました。
やはり、日本にいる蝶と似ているが、ちょっと違う蝶に愛着がわきます。
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