たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2010.10.23 サファリドライブ (ボツワナ・チョベ国立公園) 朝6:00起床。コーヒーだけを飲み、早朝の野生動物を見にサファリドライブ。まだ、外は薄暗い。 幌しかない4WDで着いた先は、パサパサの潅木地帯。昨日、ゾウの群れを最初に見たあたりだ。 まず、目についたのはメスのインパラの群れ。オスは、メスと離れて行動しているようだ。 鳥たちもいる。頭の白い鷲は、魚が主食とのこと。きれいな大型の鳥もいる。 4コマ目、目の周りが赤い鳥は、ビクトリアフォールズに帰る途中の道路脇にいた。カラスよりかなり大型。 ホロホロチョウ。キジかクジャクのようにきれいだ。 なんと汚い鳥。アフリカハゲコウというコウノトリの仲間。死んだ象を突いていた。別の車もそっと近づく。 昨日は薄暗くてぼんやりとしか見えなかったカバ。朝はよく見える。目の周りが赤い。 このカバ、川岸に出てきたが、何を思ったか、すぐ川の中に戻ってしまった。 その帰り際、小首を傾げてユーモラスなポーズ。小鳥くんおはよう。 カバに気を取られていたとき、なんともいえない腐臭が漂ってきた。目に入ったものは・・・ 死んだ象に群がるハゲワシとハゲコウ。すさまじい光景だった。臭いもすごかった。 大きいほうが、ハゲコウ。ハゲワシの食べ残しをあさるというが、ハゲワシより威張っているようだった。 川岸から内陸に入ったとき、真っ赤な鳥がいいた。ミナミベニハチクイということが後で判った。(原野が山火事になったとき、燻り出される昆虫を追って火の中に飛び込むというTVをやっていた) ライオンがここの目玉。ガイドは一所懸命探す。足跡を見つけ、まだ新しい動物(鹿系)の首が転がっていた。 別な車と連絡を取り合う。近くにいるらしい。 ついに、ライオンを発見。というより、先客(車)がいた。よく見える位置に回り込む。 少し遠いが、メスのライオン3頭が獲物にしゃぶりついていた。 口元は血で真っ赤だった。 ライオンを見ることができ、ラッキーだった。見ることのできないことのほうが多いとのこと。ガイドもほっとしたと思う。 ライオンの次は、キリンのポイントへ。キリンはかなり遠かったけれど、2頭いました。こっちを向いてくれた。 マングースの群れに遭遇。変なやつだった。 上空には、ハゲワシが舞っていた。どこかに獲物があるのだろうか。 アフリカゾウの群れ。すぐ近くにいた。明るいところで見ると迫力が違う。 これがこの群れで一番大きかった。 セーブルという鹿系の動物。角が立派だった。 太陽も高くなり、気温も上がった9:00ころ、ロッジに帰還。遅い朝食を済ませ、昼すぎ、ジンバブエのビクトリアフォールズに戻った。 ビクトリアフォールズの街。火焔樹が真っ赤に咲いていた。 行ってもしようがないよと言われたが、ほんとに何もなかった。ロッジのバスは夕方までない。タクシーはあるが、法外な料金。意地でもバスでと、街をうろつくけれど、客引きや物乞いに付きまとわれ、スーパーも休み。蝶もまるで飛んでいない。時間つぶしに困った。ロッジの食事もまずいし、街でピザ屋を見つけ入ったもののビールはなし。食べてから、ちょっと高級なホテルのバーでビールを飲む。うまかった。が、ビールの値段は、宿泊しているロッジのバーと同じ。飲んでいるとき、ホテルの裏が騒がしい。行ってみると、象が2頭が、ばきばき木を倒しながらうろついている。こんな街の中に象が出るのかとびっくり。ワインを売っている店があったので、南アフリカのピノタージュを買う。ロッジで開けたが、なかなか良かった。 帰りのバス。夕日の入りに間に合うかと思ったが、雲の中へ。またもや残念。 ロッジ前の枯れ木を撮影。 サファリドライブ(ゲームサファリ)も楽しかった。車で入れる場所は決まっているらしいが、やわな道ではなかった。しっかりつかまっていないと振り落とされる。動物がいたら止まってくれる。止まった瞬間撮影するが、アングルは限られる。動物の写真は図鑑のようになってしまったが、それがやっとだった。それ以上を望むなら、通いつめるしかない。(写真の撮り逃しが気になるので、双眼鏡で見るだけのほうが、よく楽しめると思う) ボートサファリでは静、ゲームサファリでは動。前者は後者の予告編だった。この順序は大事かもしれない。
by otto-N
| 2011-04-28 18:22
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