たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2010.10.23 ジンバブエの蝶③ ボツナワ・チョベ国立公園でのサファリドライブから、ジンバブエ・ビクトリアフォールズのロッジに戻り、ロッジ内の蝶を少し捜しました。(一部、その前に撮ったものも含まれています) ロッジ内の芝生の上を、ちょこまか飛んでいたウラナミジャノメ。なかなか翅を開いてくれなかった。 日本のヒメウラナミジャノメ、ウラナミジャノメとも紋が違う。後翅の紋がほとんどない。 地面に止まったシジミを見つけた。もう1頭いた。同じかと思ったら違った。 尾状突起のあるほうは、ボツワナのロッジにもいたやつだ。 芝生の上をふらふら飛んできた蝶を追いかけてみたら、枯れた草の上に止まった。 3回シャッターを切ったところで、行ってしまった。なぜか、「キティちゃん」を連想させた。帰国後、ネットで調べると、モロッコツマアカシロチョウというらしい。 花壇にオナシアゲハが飛んできた。一昨日よりも、少しだけ長く撮影できた。とにかく、じっとしていない。 飛び去る前に、何枚か撮ることができた。花から離れたときもきちんと撮れていた。 これがベストショットかな。 宿泊したビクトリアフォールズのロッジの敷地は結構広く、猿やイボイノシシが出没していた。行ったり来たりして蝶を捜すもののあまりいなかった。それでも、止まってくれないので、全く撮れなかったものが数種類いたので、「あまりいなかった」とは不適切な表現かもしれない。また、ロッジの敷地外の潅木地帯も少し入ったけれど、冬枯れのからから状態で、全く蝶の気配はなく、この日は、オナシアゲハが救いでした。 次の日、ジンバブエ側からのビクトリア滝の観光に行ったけれど、ジンバブエ側は水量が豊富で、滝のしぶきが霧のように降り注いでおり、周辺は緑みどりで溢れ、蝶もかなり見られました。全く止まってくれなかったので撮ることはできなかったですが。(かなり派手なのが飛んでいました) 滝の周辺には蝶が多いことから類推すると、乾季ではなく、雨季であれば、蝶はかなり期待できると思われました。
by otto-N
| 2011-04-30 21:17
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Comments(2)
落ち着かなさそうなオナシアゲハ、よくこれだけたくさんナイスショットを撮られましたね。感心致します。美しいです。
最初のジャノメは Ypthima itonia あたりかなあ? 後翅ほとんど無紋に見えますが微かに蛇の目が見えていますね。興味深いです。 シジミの1種類目はパス。 2種類目は最初 Anthene属かと思いましたが、たまたま開いたサイトに出ていた Leptotes pirithous という種にそっくりなので、 全然違うかもしれませんがよろしければ調べてみて下さい。
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Commented
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otto-N
at 2011-05-02 20:10
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naoggioさん、またまた、種名を調べていただき、ありがとうございました。
ウラナミジャノメは、最初の種から各地に伝播するごと、少しずつ斑紋が変化していったのだと思います。(調べていませんが) Leptotes pirithous は、画像的には一致です。そして、前回の、Precis octavia は、冬型のようですね。夏型は橙色で全然違うみたいです。 それと、Google で、Hamanumida daedalus を検索したら、naoggioさんのコメントがすぐ出てきました。
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