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たかがヤマト、されどヤマト

2011.5.23-30 中国旅行(1)    2011.6.1(記)

中国・四川省の九寨溝(きゅうさいこう)と黄龍(こうりゅう)へ、大手J社のツアーで行ってきた。チョウなど撮っている時間はないと思ったが、一応、デジイチを持参した。

2011.5.24
成田から北京経由で、四川省の中心都市・成都へ着いたのは、飛行機が送れ真夜中だった。深夜、バスの窓から見た成都の街並みは、ど派手なネオンに飾られたビルが林立し、道幅も広く、街路樹も大きく、東京以上に近代的であった。
朝、ホテルの前の風景は中国だなぁと感じさせる風景であった。が、ここだけのこと。少し先の広い通りでは、クルマとバイク(多くは電動)のラッシュであった。窓を開けたら、目の前は、再開発中の空き地。その向こうには、高層ビルが林立していた。
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この日は、パンダの飼育センターでパンダに会いに行った。野外に出て、笹を食べたり、木の登ったり、居眠りをしたり、とても可愛い。
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パンダを大写しにしてみると、長い睫が伸びていた。
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この後、世界遺産である峨眉山という標高3100mにあるお寺を目指した。山の麓で、カセットコンロのボンベ大の酸素ボンベを持たされ、小型バスに乗り換えた。バスは、深山幽谷と呼ぶにふさわしい2車線道路を延々と登る。周りは霧で見通しがきかない。その終点から、30分ほど徒歩で山道を登り、さらにロープウェイで頂上へ。ここにホテルがあった。目的は、翌朝のご来光見物。ホテル内は寒く、フリースを着てベッドに入った。

2011.5.25
そのご来光。朝6:00に雲の切れ間からちょっとだけ、太陽は顔を覗かせてくれた。
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この写真は、峨眉山山頂にある金色に輝く釈迦像と、下山後、成都に戻る前に寄った楽山大仏。岩を掘って作ってある。左側に階段があり、観光客でごった返していた。
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2011.5.26
朝4:00起床。6:40発の飛行機で、九寨溝へ向かう。途中、雪の残る山脈を越え、1時間で空港に着いた。空港は、山の上を削って作られているようだ。標高3600mある。空港を下ると、チベット族の住む町がある。バスで延々と走り、15:00ころ、やっと、九寨溝の街に着いた。

九寨溝空港。滑走路のはずれは谷でその向こうに山が見える。2コマ目は途中に寄った松藩古城というところ。標高が高いためか、空がとても青い。お祭りの踊りを練習していたチベット族の女性たち。
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九寨溝の近くにある甘海子(かんかいし)という湿原。さわやかな景色だった。
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バスを降りると、オレンジ色のチョウが複数飛んでいたが、止まる気配がなくあきらめた。シロチョウの飛び方だった。
木道の先端まで行ったところ、サカハチチョウが吸水していた。タンポポに吸蜜するセセリチョウ。
バスに戻る寸前、白いチョウが目の前に飛んできた。翅の先端がオレンジ色。クモツキか?と少し追ったところ、紫の花に止まった。まだ見たことはなかったが、クモツキに間違いなかった。しかし、ピントを合わせている間に飛び去ってしまった。残念。ここの標高は2500mくらいだと思う。
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久しぶりにグループ・ツアーでの旅行であったが、参加人数が11名と少なく、とてもラッキーだった。
湿原にいたサカハチチョウは後翅の赤部分が大きく、アカマダラに近かった。
それにしても、クモマツマキチョウを撮ることができず、とても残念。

by otto-N | 2011-06-01 14:35 | Comments(2)
Commented by owlj at 2011-06-01 22:09 x
お帰りなさい。パンダの可愛い事!最高です。
峨眉山のご来光は壮大ですね。
楽山大仏の大きさは観光客のおかげで想像出来ました。大きい!!中国の蝶はそれらしい何か特長があるのかな!
Commented by otto-N at 2011-06-02 21:45 x
owljさん、野外のパンダをじっくりでもなかったですが、十分見てきましたので、上野に行く必要はなくなりました。
峨眉山は、もし天気が悪ければ何のためにいったかわからないほど、時間がかかりました。少しは見えてよかったです。
撮ることのできた中国のチョウは、基本的に日本のと同じでした。
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