たかがヤマト、されどヤマト

2011.5.23-30 中国旅行(2)    2011.6.2(記)

2011.5.26-27  九寨溝のチョウたち
九寨溝のシェラトンには、15:00ころ到着した。標高2000m。九寨溝は、ホテル、レストラン、土産物店が目立つ急峻な山々に囲まれた細長い街であった。まだ、日が高く、することもないので、チョウを探すことにした。といっても、バスの窓から目をつけていたところは、歩いていける距離ではないので、ホテル近くに限られた。ホテル前の道路の向こうの崖の下の荒地に、オレンジ色の何かが飛んでいた。

ここに来る前に立ち寄った湿原で見たオレンジの正体が判明した。なんのことはない、モンキチョウだった。開翅を撮ることはできなかったが、逆光に透かすと、前翅は確かにオレンジ色、黒縁は全面が黒く、ミヤマモンキに近い。
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この空き地には紫の花が咲いており、ヒメシジミがたくさんいた。日本のものよりかなり大型で、ゴマシジミとの中間くらいの大きさ。前裏翅の橙紋がうすいのがオス。橙紋がきれいなメスは新鮮なものが多かった。日差しが強く、半袖でも暑いくらいなので、なかなか開翅してくれなかった、
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これは、27日の夕方、雲ったときに撮ったオス。惜しいことに後翅が少し欠損していた。
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1コマ目、湿原で目撃したクモマツマキチョウのメスかとは思ったが、前翅の黒紋の大きさから、チョウセンシロチョウだと思う。
2コマ目、トラフシジミそっくり。よく見ると濃淡が逆だ。尾状突起のつけ根の橙紋内の黒点も1個と少ない。
3コマ目、ツバメシジミに近い。表は黒色。
4コマ目、眠る体制に入ったセセリチョウ系。近づいても逃げる気配はなかった。
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モンシロチョウはどこでもいたが、少し大型で、斑紋もあざやかな気がした。ちょっと驚いたのは、エゾシロチョウ。見るのは何十年ぶりだ。
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やはり、団体旅行の合間にチョウを探すのは難しい。ホテルでの空き時間か、レストラン、お土産屋を少し早めに抜け出すしかない。
九寨溝の街は、緯度的には日本と同じだが、標高2000m。昼夜の寒暖の差が大きい。日が出ると25℃以上、夜はフリースが必要だった。
ここで撮影したモンキチョウは成都その他では目撃しておらず、北方系の種類かもしれない。

クモマツマキチョウは、甘海子という湿原(標高2500m)で初めて見たが、九寨溝の湖で標高の1番高い、長海(標高3103m)付近では多数飛んでいた。花に止まるそぶりもあったが、日差しが強いせいか非常に活発で、指をくわえて見守るしかなかった。飛翔速度が速く、モンキチョウ並みだった。

by otto-N | 2011-06-02 15:31 | Comments(2)
Commented by owlj at 2011-06-02 22:41 x
流石に世界遺産!鏡のような湖面と湖底の透明度が美しい!
モンキチョウの紋が可愛らしくヒメシジミも凄く良く撮れてますね。
極上の自然の中では蝶も特別に見えます!!
Commented by otto-N at 2011-06-03 22:57 x
owljさん、九寨溝はオススメです。
今後、もっともっと混雑する気がします。
天気に恵まれ、ラッキーにつきます。1日遅かったら、すべてダメでした。
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