たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.7.3 伊良部島の中の島ビーチがよかったら、また、行こうと思っていたが、まあいいかなと、朝、早めのフェリーで宮古島へ戻った。が、どこへ行こうか迷ったあげく、真謝(マジャ)という港の隣の浜辺へ行ってみた。 真謝の浜辺。沖に大神島が見える。砂地から海に入るとしばらく何もサンゴはないが、すぐにリーフ。リーフエッジの先を覗くと、急にドロップオフ。テーブルサンゴその他大きなサンゴの見事な崖。海岸からこんなに近いところで見たのは初めてだった。潮の流れが判らず危険であるし、リーフ内はあまり面白そうではなかったので、すぐに撤退した。(曇っていて海の中が暗かったこともあるが) 実は、スノーケリングどころではなかった。砂浜に咲いているグンバイヒルガオにシロオビアゲハが飛び回っていたからだ。 ベニモン型のメスもいた。 胴体が赤いのも飛んでいた。ベニモンアゲハというらしい。 赤い胴体は毒々しいほどだが、なかなか南国的でいい。 よく見ると、ベニモンアゲハはヒルガオには来なかった。モンバノキだけに吸蜜していた。 タテハモドキも吸蜜に来ていた。 この紋様は、なぜか脳天気。 オオゴマダラが飛んできたが、すぐに遠くに行ってしまった(3回も!)。しかたがなく、センダングサのスジグロカバマダラを撮った。 チャバネセセリとウラナミシジミ。 午後は、宮古島の北、池間島の手前にある狩俣(カリマタ)という町の浜に降りてみた。伊良部島から、砂浜が点在しているのが見えたからだ。ガイドブック、ネットにもスノーケルのことは載っていない。海の向こうは伊良部島。 ここのだれもいない海には、サンゴはところどころしかなかった。しかし、クマノミがあちこちにいて、結構遊ぶことができた。そして、シロオビアゲハが潮が引いた浜辺で、吸水をしていた。海水のはずなのに。 泊まっていたホテルの前、パイナガマ・ビーチの夕焼け。明日も晴れだ。 この日、初めて、ベニモンアゲハとシロオビアゲハのベニモン型のメスに遭遇した。実は、撮っているときは、同じ種類だと思っていた。期待していなかっただけにラッキーだった。 そして、浜辺を取り囲むように生えているモンバノキの花にチョウが集まるということが判明したことは、大収穫。スノーケリングの合間にも撮影のチャンスがあるということだ。 それにしても、オオゴマダラを撮れなかったことは、ちょっと悔しかった。
by otto-N
| 2011-07-10 20:52
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Comments(6)
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tamayam2 at 2011-07-11 06:23
ああ、なんという豊かな自然!なんという素敵なチョウたち。
otto-Nさんの満足な休日のようすが手にとるように わかります。シュノーケリングどころではない感じも、 (^_-)-☆
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ベニモンアゲハもいい感じに撮れていますが、砂浜のシロオビが素晴らしいですね。
南国の浜辺に吹く風まで感じさせるような写真です。
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otto-N
at 2011-07-11 16:44
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tamayam2さん、その日の予定は、天気任せの今回の宮古島でした。(昨年は、雨にたたられました)
ビーチとチョウのセットもちょっといいでしょう。 本当は、海の中の写真もほしいところですが、手を出したら火傷するのに決まっているので、最初から手を出しません。
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otto-N
at 2011-07-11 16:55
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naoggioさん、この10年、沖縄に行っていますが、砂浜に咲くピンクのヒルガオにシロオビアゲハが来たのは、初めて見ました。
曇っていたので、花が萎れずピンと立っていたので、いい具合に撮れました。
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Shin
at 2011-07-12 05:46
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otto-N at 2011-07-12 12:38
Shinさん、毎年沖縄に行っていましたが、ベニモンアゲハは、初めてみました。
宮古島に特に多いとは思われませんが、不思議です。 不思議といえば、ナガサキアゲハ、ツマベニチョウは一度も見ませんでした。
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