たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.7.28 この日も、梅雨前線が戻ってきたかのような曇り空。前日のヤマトシジミのペアは、両方とも新鮮だったので、また探しにいった。 ヤマトシジミのオスがちらちら飛び回っていたが、なかなか止まらない。が、やがてメスがやって来て、翅を拡げた。縁毛もきれいに残っていた。 前翅にかすかに青い鱗粉を散りばめ、とてもゴージャス。 このメスは、たぶん別個体。 この日、メスばかりが目に着いた。狭い場所なので、同じ個体を何度も撮っていると思う。派手なカンナの花にも止まっていたのも発見。 オスも撮ることができたが、鮮度はいま一つだった。 飛ぶのが速いと思っていたら、ウラナミシジミだった。今年初めてだ。 今年もアオスジアゲハが多いが、翅はよれよれ。このセセリはおそらくオオチャバネセセリ。ツマグロヒョウモン(♂)は、曇り空なので、オレンジ色に見えるほどだった。定番のオニユリ?にナミアゲハ。 ヤマトシジミのメスは、黒くてもなかなかきれいだ。夏なので、真っ黒かと思っているとそうでもない。ほのかに青い鱗粉を散りばめたのもいる。それにしても、こんなに鮮度がよくても、産卵しているのは不思議だ。交尾済みということだ。オオミスジのように、メスの羽化を待ち構えているわけではないと思うが、オスがメス探しで飛び回っているのは、競争が激しく無理からぬことらしい。やっとメスを見つけても、ほとんど振られっぱなしだ。
by otto-N
| 2011-07-31 11:51
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Comments(2)
ヤマトシジミ♀、素晴らしい美しさです。お天気の関係もあるかと思いますが、とても「しっとり」撮れていますね。唸りました。
先刻は、拙ブログにコメントいただき、有り難うございました。さっそくリンクさせていただましたので、よろしくお願いいたします。 ところで、大変おせっかいながら・・・ 2011-07-19 21:10 記事のアカツメクサで吸蜜中のセセリは、ヘリグロチャバネセセリだと思います。縁毛が、翅裏と同じ褐色はなく、白であることがよく分かりますので。コメントいただいた拙ブログ記事中のスジグロチャバネセセリと見比べてみられると、違いがよく分かります。
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Commented
by
otto-N
at 2011-08-01 14:59
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kenkenさん、ありがとうございます。チョウ好きな方に、コルトレーンの大ファンがいるとは思ってもみなかったので、ついコメントしてしまいました。
このセセリ、みなさんから、ヘリグロとのご指摘をいただきました。セセリには疎く、同定に自信がありません。おせっかいは嫌いではありませんので、どしどしお願いします。 セセリチョウがこんなに人気があるとは、チョウを撮影する前には知りませんでした。撮り始めてから、セセリの魅力に気がつきました。 私のほうも、リンクさせていただきます。よろしくお願いいたします。
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