たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.8.10 札幌・手稲区にある母の家についても、すぐには雨が降りそうにもないので、クルマで10分くらいの手稲山(標高1023m)に様子を見にいった。手稲山の山麓は、ヨツバヒヨドリが真っ盛り。コヒオドシとクジャクチョウがたくさんいた。風が少しあるが、太陽は出ていない。これはチャンス。翅を開きっぱなしで吸蜜している個体が多いからだ。太陽が出て暑いと、翅はときどき開くだけだ。熱心に吸蜜している個体が多く、マクロでも十分近づくことができた。 コヒオドシの後翅の青斑紋の列はとてもいい。 クジャクチョウの後翅の青紋も、鱗粉が散っていてすばらしくきれいだ。 セセリ類も飛んできたのを撮ったが名前がちょっと・・・。 1コマ目はヒメキマダラセセリ、2~4がコキマダラセセリ、5コマ目がコチャバネセセリ、6コマ目も同じ? 雲っているせいかコヒオドシ、クジャクチョウとも翅をよく開いて吸蜜していた。両種とも北海道では普通だ。後者は市街地にもいるし、前者はやや少ないものの、少し郊外に出る結構見ることができる。今回気がついたのは、後翅の青い斑紋の美しさ。両種とも、青い鱗粉をまき散らしている。最近、どうやら、「鱗粉をまき散らした青い斑紋」が好きになってきたようである。
by otto-N
| 2011-08-21 13:33
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Comments(14)
コヒオドシ、きれいな個体ですねえ。
私も先日上高地で何個体か撮影しましたがこんなに鮮度が良くなくアップしませんでした。 クジャクチョウは内地産と少し雰囲気が違うようにも思えます。
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Shin
at 2011-08-21 21:52
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owlj
at 2011-08-21 22:01
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コヒオドシもクジャクチョウも、見事な開翅です!
特にクジャクチョウは昔の着物柄ですね。それにしても逞しい身体! 青の鱗粉の繊細さと毛むくじゃら、かげんのアンバランスが強烈です。 長い旅から帰宅されて気温の変化に驚かれたと思いますが。 体調に気を付けて、蝶と遊んでくださいね。
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RANA
at 2011-08-21 22:59
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otto-N
at 2011-08-22 14:20
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naoggioさん、みんなきれいな個体でした。天候のせいで、全開翅をマクロで撮ることができました。
クジャクチョウは、何度撮っても飽きのこない美さです。
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otto-N
at 2011-08-22 14:24
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Shinさん、コヒオドシもクジャクも結構敏感なのですが、この日は、ぎりぎりまで近づくことができました。
そして、後翅の青い鱗粉の美しさに気がつきました。
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otto-N
at 2011-08-22 14:29
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owljさん、すばらしい感想です。日本産のクジャクチョウは亜種ということで、学名にgeisha(芸者)がつきます。なるほどと思うでしょう。
(帰ってきたら、東京も涼しいので助かっています)
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otto-N
at 2011-08-22 14:33
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Akakokkoさん、手稲では、ベニヒカゲのカップルを見つけてくれてありがとうございました。
ムモンアカは、たぶんですが、時期が少し早かったのではと思っています。
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otto-N
at 2011-08-22 14:37
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RANAさん、クジャクチョウは何度撮ってもいいもんです。
もう撮らなくてもいいと思っても、ついつい、追いかけてしまいます。
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いつでもアートゾーン
at 2011-08-25 01:11
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中段のクジャクチョウは圧巻ですね。翅をキャンバスにしたアートだ。
ただ見つめるのみ・・・
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otto-N
at 2011-08-25 17:58
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いつでもアートゾーンさん、ブログの処理画像ではなく、処理なしの画像を見せてあげたいです。鱗粉の粒立ちに引き込まれます。
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いつでもアートゾーン
at 2011-09-03 09:01
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otto-N
at 2011-09-03 20:23
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いつでもアートゾーンさん、鱗粉までの超接写は、凝ったらきりがなさそうなので、手は出さないことにしてます。
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