たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.8.18 函館近くの濁川温泉に着いたのは、昨日の18:00ころ。田んぼの中の温泉だった。もう少し山の中と思ったのに。掛け流しではあったけれど、旅館自体が・・・・・。昨年は、山1つ隔てた銀婚湯温泉に泊まって、広大な敷地内で、キベリタテハやオオヒカゲを撮ることができたのに、ちょっと悔しい。 この日は、函館14:00発のフェリーにの乗り、青森まで移動し、青森市内に宿泊。青森には暗くなってから着いた。 濁川温泉ではチョウは不作。ベニシジミと、しかたがなくタマジャクシからカエルになったばかりのカエル。 内浦湾に沿って函館まで移動した。途中の海岸で一休み。この後、函館まで雨。青森も雨。 2011.8.19 朝方に雨が止んだ。しかし、曇天。晴れるのを期待して、渓流の名所「奥入瀬」でハイキング。渓流の中ほどにある「石ヶ戸」というところにクルマを置き、川が流れ出す十和田湖畔の「子ノ口」まで、約10km、3時間歩いた。歩き始めたとき太陽が出てきた。途中でチョウくらいいるだろうと思ったが、とんでもない間違い。歩き出しでカラスアゲハを何回か見るものの、チョウは全然いない。湖畔に着いてもまるでいない。湖畔で食事後、タクシーでクルマを置いた場所へ戻った。そして、また、湖畔まで車道で登り、湖を半周し、東北道の十和田ICに抜けた。この日の宿は、栗駒山の麓にある岩手県・須川温泉。 雨で川の水は濁っているけれど、渓流と点在する滝が美しかった。そして、何よりも美しいのは緑。クルミとトチの木が多かった。 遊歩道は、車道とは区別されており、自分のペースで歩くことができる。 湖畔を半周後、東北道へ抜ける途中にあった展望台からの十和田湖。 十和田ICに入ったのが15:00ころ、一関ICで東北道を下り、須川温泉までは、1~1.5車線の山道。1時間以上かかり、途中で一瞬、霧で真っ白。そこを抜けると青空が見え、日が暮れる前、17:50、やっと着いた。そして、食事中に太陽が沈み始めた。遠くに鳥海山がシルエットで見えるはずだが。 十和田湖、奥入瀬渓流。チョウが全然いなかった。ひょっとしたら深山幽谷にはチョウはいないのではないか?と、思うほどだった。渓流沿いは、木が多く、しかも木が高いので日が入らず、花も咲いていない。誤算だった。 須川温泉に行く道路は、狭い割に交通量が多くて2度と通りたくないものであったが、温泉はすばらしかった。プール大の浴槽にじゃぶじゃぶと白濁の湯があふれていた。
by otto-N
| 2011-09-03 19:10
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