たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.9.12 台風14号が去った後、毎日30℃以上の晴れの日が続く。自然教育園、正確には、コンクリート塀1枚で隔てられいる隣の公園のビオトープ。アカボシゴマダラの新鮮個体をじっくりと撮影した。昨日もこの場所でアカボシゴマダラを撮ったが、少し翅が欠けていた。この日のものは新鮮そのもので、羽化直後だったかもしれない。ここには、エノキの幼木が草の中に埋まっている。 近接しても逃げない。100ミリマクロで撮った1枚。 寄りすぎると、少しだけ飛んで別のところへ移動した。 逆光で撮るとアカボシがきれいだ。 日が翳ったり差したり。日の差すのを待って撮ると、うっすら緑が透ける。もっと逆光のいい位置で撮りたかったが、かなわなかった。 冒頭のマクロで撮る前、300ミリズームで押さえに撮った1枚。 アカボシゴマダラは、由緒に問題があるようだけれど、やはり目立つし、それなりに美しいと思う。都心では、数が減っているように見受けられ、その分、郊外に拡散したのかもしれない。ここでは、ゴマダラチョウが減ったという形跡はみられないし、もう少し長い目で見ようと思っている。
by otto-N
| 2011-09-17 20:12
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Comments(8)
前ボケの写真がとっても素敵です。
3年前、初めて教育園を訪れた時にアカボシを撮りました。 横浜ではよく見ていたので、Shinさんから「その写真は教育園で初めて撮影されたアカボシだ」と言われて驚いたものです。 3年間でしっかり定着してしまいましたね。 横浜では、ゴマダラと問題なく共存しているようです。
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RANA
at 2011-09-17 23:00
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こちら(埼玉県川越市)では昨年あたりから目に付くようになって、今年はあちこちで見られるようになりました。
同じように数が増えたチョウにツマグロヒョウモンがありますが、自宅近くでは2005年に初確認して、その後は当たり前のチョウになりましたが、昨年あたりから落ち着いたのか数は少し減ったようです。 その地域に定着すると、生態系の中に組み込まれて数も安定するんでしょうかね。
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otto-N
at 2011-09-18 20:38
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Akakokkoさん、ありがとうございます。
アカボシゴマダラは、葉陰にどんどん入り込む癖があり、なかなかいいポジションで撮影できませんでした。 やっと撮れた1枚ですが、このチョウを逆光で撮るのが一番好きです。
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otto-N
at 2011-09-18 20:44
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RANAさん、エノキがあるようでしたら、そのうち、そちらへ行くと思います。
今のところ、実害は聞いてませんので、歓迎とまでいかなくても、ムシすることはありません。 飛び方は、ゴマダラに似ていますが、大きいし、ゆっくり飛ぶので、暗いところでは、アサギマダラと間違えることもあります。
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otto-N
at 2011-09-18 20:54
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ダンダラさん、私がチョウ熱の再燃にる陥ったのは、2009年に立て続けにアカボシを見たからに他ありません。どうして、奄美大島のチョウが?と思って、ネット検索した結果です。
ツマグロヒョウモンは、都心でも一時ほど多く見られないようです。 天候、越冬、食草、吸蜜植物、天敵など、定着→増殖するまで思ったより時間がかかるのかもしれません。
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owlj
at 2011-09-19 21:12
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otto-N
at 2011-09-19 21:25
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owljさん、順光だと、前翅が妙に薄っぺらい感じに写りますが、逆光だと、後翅の赤斑がとてもきれいです。
(確かに毛むくらじゃらでないですが、アップにするとそこそこです)
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