たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.9.29 そろそろ自然教育園には、アサギマダラが立ち寄るころだ。この日も期待したが、姿はなし。けれど、年1回見られるチョウがいた。 夏眠から覚めたオオウラギンスジヒョウモンのメス。この季節、この森に出現する。ここで育ち、羽化した後、遠くの山ですごし、産卵するため帰ってくるのか、あるいは、羽化後ここで夏眠し、目覚めたのかはよく判らない。しかし、春から夏に、ここで見たことはないので、羽化後、山(高尾山の方?)に行き、戻ってくると考えたほうが、ロマンチックだ。翅はボロボロ、右前翅には穴があいて向こうが見える。4コマ目は産卵中だ。 ウラナミシジミが飛び回っているが、活発すぎて思うように撮らせてくれなかった。新発見は、後翅の黒紋中の紋。金色とは、気がつかなかった。逆光の縁毛がきれいだった。 今年初めてのムラサキツバメ。翅を開くことなく、すぐに飛び去った。 東京のド真ん中、都会の孤島に近い自然教育園に、オオウラギンスジヒョウモンがいるとは最初は信じられなかった。でも、確かにいる。昨年も撮っている。山ではこんなボロボロのは撮らないが、ここではボロボロほど存在感がある。草の陰で産卵行動の画像も撮った。山から帰ってきたのか、ここで夏眠していたのか、よく判らないが、ここで育っているのは確かなようだ。 今日、10月1日はピンクリボンの日。今撮った東京タワーです。
by otto-N
| 2011-10-01 20:59
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Comments(8)
ヒョウモンの里降り現象面白いですね。
オオウラギンスジヒョウモン、白金で羽化して行って帰ってくると考えると確かにロマンチックです。実際はどうなのでしょう? ムラツも発生しましたか。これから増えてくるのでしょうね。
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otto-N
at 2011-10-02 20:47
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naoggioさん、調べてみたところ、オオウラウラギンスジのオスを5月に撮ってました。
毎日のように通っていた結果がこのオス1個体だけなので、ここで羽化して、秋に帰ってくる可能性は十分あります。 ここのムラツはとても少ない貴重品です。マテバシイがどこにあるか判りません。
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owlj
at 2011-10-02 21:06
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山を巡って都心で産卵! 飛べるという事は壮大ですね 小さな身体で翅の痛みも愛おしいです。
ウラナミシジミの縁毛 スッキリ綺麗ですね。逆光はナニか不思議を産み出しますね。
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otto-N
at 2011-10-02 21:54
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otto-N
at 2011-10-02 21:58
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Akakokkoさん、翌日、摺れていない個体も撮りました。少なくとも、メスだけ3頭を確認しました。
今回は、尾状突起がちゃんと写っている分、Shinさんに勝ちました。
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Shin
at 2011-10-03 06:11
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アサギマダラ:10月1日ですが、今度はメス来ましたよ
アサギ1に対して人間6~7の割合でした
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otto-N
at 2011-10-03 20:50
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