たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.10.3 この日、この秋初めての冬型の気圧配置。10月中旬までは、シルビアシジミがいそうなので、一度行った鬼怒川の河川敷に行った。予想最高気温は20℃少し、気温が低いので開翅するチャンスが十分ありそうだった。現場へ着くと、先客の方がおられた。どうやら、迷彩Tシャツから推定すると、「小畔川日記」のダンダラさんご夫妻のようだ。初対面の挨拶を交わしているとき、もう1組のご夫婦が到着。「還暦からのネーチャーフォト」のmustachioさん。私も還暦から始めたので大先輩だ。挨拶もそこそこに、広い草原に散らばり、シルビアシジミを捜した。 シルビアシジミは、なかなかいなかった。でも、メスを見つけた。産卵に来たらしい。 このメスは、一度、近くのミヤマシジミを捜しに行ってから、戻ったときに撮ったもの。縁毛の具合から、上とは別個体らしい。4コマ目は、見つけたときはミヤコグサで吸蜜していた。ボロボロでなかなか貫禄だ。 シルビアシジミは、判りにくい。止まって、横から見ないと判らない。このヤマト、シルビアと思ってさんざん撮った後、最初に撮った裏の斑紋からヤマトと判定。3コマ目は、寒冷期型に近いヤマトシジミ。これなら飛んでいるとき区別がつくが。4コマ目はツバメシジミ。小さいので、これも紛らわしい。 もっと紛らわしいのは、ヤマトシジミのメス。ダンダラさんの奥様が見つけたもの。なかなか綺麗だった。 この草原にいた他のチョウたち。ウラナミシジミ♂、ベニシジミ、チャバネセセリ?(よく判らない)、ヒメアカタテハ。 ウララナミシジミのメスの前翅の一点、ある角度でピカピカ光ることに気がついた。 このミヤマシジミのメスは、右側後翅が少し傷んでいた。ミヤマシジミのポイントにいた個体と同一らしい(この草原に戻ってしばらくしてからの撮影)。 なかなか見つからなかったシルビアシジミ。小さくてすばしっこいので、やっと見つけても、すぐ見失うことが多かった。でも、なんとか見つけ、開翅も撮影できたのでとても嬉しかった。オスの開翅も見たかったが、やはり、時期的に遅く、来年はもっと早く来てみよう。 (この日、別の場所で撮ったチョウは、次回アップします。それと、写真を並べてみて、なんかうるおいのないことに気がついた。前回ここへ来たのは9/16。その時に比べると、緑色が固く、茶色っぽい。もう草が枯れ始め、かさかさした秋の緑に変わったことを実感した)
by otto-N
| 2011-10-05 16:22
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Comments(6)
おっと、ダンダラさんとの初対面、迷彩服での人物同定というのが面白いですね。私も何度かお目にかかっておりますが、インパクトのある衣装です。
シルビアの♀、なかなか青が出てきていますねぇ~あと1~2週間くらいはいけるのかな・・・最後の最後の♀の翅表が最も青くて綺麗だと私は思っています。 ヤマトの青♀、貴ブログの題名のとおり、見逃せませんね。
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お疲れ様でした。
ダンダラさんですかと声をかけられた時は良くわかったなと思いましたが、そう言えば最近はいつもあの迷彩Tシャツ姿ですね。 ちゃんと登山用品の所で買った THE NORTH FACE のものなんですが、しっかりしていて着心地も良いのでお気に入りです。 チョウチョも逃げないような気がするし・・・・ ヤマトの雌、きれいですね。 家内の写真もまだ詳細には見ていませんが、ヤマトが良く撮れていたら追加しなくては。
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otto-N
at 2011-10-05 23:12
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おっと、Kenkenさん、「おっと」は私のテニスクラブでのあだ名です。「おっとっと」ともいいます。ottottoと書いたら、自分でもtを何回使ったか判らなくなるので止めました。
これから、ヤマトの青い♀、1日1頭を目標にしたいですが、ちょっとムリそうです。
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otto-N
at 2011-10-05 23:20
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ダンダラさん、ありがとうございました。
迷彩シャツだけでなく、横向きのスタイルも同定基準でした。 たぶん、奥様のヤマト青メス、ベストポジションできれいに撮れてます。 何から何まで勉強になりました。どこかでまたお会いすることを楽しみにしてます。
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otto-N
at 2011-10-06 22:20
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