たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.10.31 紅葉見物をかねて栃木県の板室温泉に行く。板室温泉は、塩原温泉、那須温泉の陰に隠れて、あまり知られていないが、地元では有名な湯治の温泉だ。泊まった宿は客室数8部屋のこじんまりした旅館「Y」。和風モダンに建て替えられた。紅葉よりもここがお目当てだった。 さて、紅葉。塩原は今が見ごろらしいが、昨年、ここに行ったことだし、道路地図の紅葉マークをたよりに、この温泉の少し奥にある深山ダムに行く。紅葉は、もう・・・終わっていた。赤より黄が目立つ。 旅館街を散歩中、見つけたヤマトシジミのオス。まだ、午後2時だというのに、長い影をひく。 2011.11.1 最近、こじんまりした宿ばかり探している。この宿は、とても良かった。もちろん、この価格でという限定つきだ。翌朝、温泉にゆっくりつかり、昔は有料だった那須甲子道路を通って、阿武隈川にかかる雪割橋に行った。が、ここも、紅葉はぱっとしない。そもそも、標高が低いので紅葉はムリなのかもしれない。新緑は、とてもとてもすばらしかったが。ここでは、登山靴に履き替え、散策を楽しんだ。 紅葉は見事とはいえなかったので、マクロな秋を捜した。 突然、橋の欄干にシータテハ。が。近寄りすぎた。テレコンをかませてあるのを忘れていた。 草原にいたベニシジミ。新鮮なせいか、前翅の付け根にミドリの幻光が漂う。 ミドリっぽい左翅と、普通の右翅。左だけだったら別種に見える。 紅葉のピークは過ぎていたけれど、枯葉の積もった散策路を歩くのは気持ちがいい。雪割橋はごったがえしているのもかかわらず、奥のほうはひっそりとしている。すれ違う人もほとんどいない。日差しは柔らかく、気持ちのいい日だった。 チョウは、うーん、ほとんどいない。目立ったのは、ヤマトシジミと、キタキチョウくらいだった。北国は厳しい。
by otto-N
| 2011-11-07 17:57
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Comments(4)
色づいた葉が奇麗ですね。
紅葉よりも日本中のヤマトを撮るのが目的ではないかと思えてしまいますが・・・ ^^; 紅葉している葉で開翅してくれたらたまりませんね。
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owlj
at 2011-11-07 21:36
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otto-N
at 2011-11-08 18:07
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Akakokkoさん、日本中のヤマトを撮るのもいいですね(北海道を除く)。
でも、開翅を撮ってなんぼのもん、今はいいですが、夏は結構むずかしく、ハードルは高いです。
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otto-N
at 2011-11-08 18:12
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owljさん、確かに今年はパッとしませんね。
とういわけで、旅行+チョウを、強引にまとめてみました。
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