たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.11.21 曇りから晴れの、東京の最高気温16.5℃、まあまあの天気。 ヤマトシジミのメス、翅全体が青いウルトラ級のものに、また遭遇した。地べたのカタバミで吸蜜していたときは、スレたオスだと思っていた。気がついたのは、オスに絡まれ、逃げ飛んだときだった。幸い、すぐオスを振り切り、また戻って来た。しかし、撮ることのできたのは2ショットだけ。また、オスに追われてしまった。 ムラサキシジミの開翅ポイントは、ヤマトシジミのたまり場から30mほど離れた所にあり、昨年はムラサキツバメも飛んできた。ここに顔を出すと、ムラサキシジミがチラチラしていたが、目の前に止まったのはピッカピカのクロアゲハ。とても小さく、越冬を待たずして羽化したような個体だった。 クロアゲハは、じゃまな手前の葉をよけたとき、飛ばれてしまったが、この公園で撮った他のチョウたち。ヤマトシジミ(♀)、イチモンジセセリ、ムラサキシジミ(♀)。 ツワブキ上のヤマトシジミをたくさん撮ったが、やはり色が出ない。このアングルのものが精いっぱいだった。 珍しくアベリアの花に吸蜜するヤマトシジミ(♀)。これも、オスに絡まれ1ショットしか撮れなかった。 青鱗粉が翅全体にのったヤマトシジミの青いメスは、オスと見分けがつかないほどで、もう少しで見逃すところだった。これで2回目の遭遇だったけれど、ちょっと新鮮でなかったのが残念。 クロアゲハにはビックリした。ふらふら飛んでいたのが、寒くて力尽き、葉に止まって日光浴という感じだった。クロアゲハをこんなに近づいて撮ったのは初めてだった。
by otto-N
| 2011-11-24 15:35
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Comments(8)
クロアゲハにはビックリですね。
やはり今年は秋が暖かいと言うことなんですね。 定点観測は毎年の季節の移ろいを把握するには最適と言うことですね。 ヤマトシジミの雌にもビックリです。 こんな雌がいるとなると、雄だと思ってうっかり見過ごすことが出来なくなりますね。
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owlj
at 2011-11-24 22:34
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クロアゲハの透明さでも若い感じがします。これから寒くなるのに‥
でも凄く美しいですね! スーパーブルーも見慣れてきましたが 様々な色のバリエーションで楽しめますね! ムラサキシジミの翅は何時も輝いていて和みます。
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otto-N
at 2011-11-24 22:49
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ダンダラさん、それはもうビックリでした。なにせ、新品。こんな近くで撮ることができたのですから。アップした画像は粗いですが、鱗粉もしっかり撮れました。
ヤマトシジミのきれいな青♀は、秋も深まり普通に出てきましたが、勝手に命名したスーパー、ウルトラに地域性があるのか興味あるところです。
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otto-N
at 2011-11-24 22:55
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owljさん、こんなに綺麗なクロアゲハは初めてです。
普通種の代表であるヤマトシジミは、思ったより楽しむことができました。 これからは、ムラサキシジミのシーズンですが、ヤマトシジミのほうが奥が深いです。
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otto-N
at 2011-11-24 23:00
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Akakokkoさん、エルは、風の吹き回しか、飼育していたものか、不思議ですが、明日にでもアップしたいと思います。
クロアゲハに続いて、ビックリでした。
これ、メスなんですか?マジですか?びっくり !
クロアゲハも驚きです。しかも春型級に小さいとは。 越冬蛹が気候によっては羽化してしまうということを示唆しているんでしょうか? 色々考えられることがあって面白いですね。
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otto-N
at 2011-11-25 17:14
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naoggioさん、いいよるオスから逃げるためのカモフラージュとしか思えないほどです。
今年は暖かかったせいかとは思いますが、昨年の今頃、ここで、羽化直のルリシジミを撮っています。 ちょっと羽化がずれると、命のサイクルが止まってしまいますね。
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