たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.12.12 小春日和、千葉県の公園にムラサキツバメの観察に行った。温かいので集団のそばで日光浴している個体を期待した。 現地到着は10:00ころ。カクレミノ集団のところへ行くと、なんと4頭しかいない。木のそばには1頭しかおらず、そのへんを飛び回っていればいいのだが、すでに集団から離脱したのかもしれないと、ちょっと不安がよぎった。 カクレミノの葉にいたのはメスだった。近づくと別な場所に移ったけれど、しばらく離れなかった。 カクレミノの葉はこうしてみると格段にムラサキツバメを引き立ててくれる。 クロガネモチの集団を見に行くと1頭だけだった。ここも離脱かと心配になった。 シラカシ跡地の日光浴ポイントに行っても、何もおらず、カクレミノの所へ戻ると、さっきのメスもいなかった。その辺をうろうろしているうち、植え込みにカメラを向けている方がおられた。ムラサキツバメがいるという。見ると、メスが1頭。撮ろうと思ったとき、オスも飛んできた。というわけで、メスには目もくれず、オスばかり撮影した。オスは植え込みの中に潜ってばかりいたが、ときどき出てきては翅を拡げた。 オスが開翅したとき、アングルを色々かえても、なかなか青い幻光色は見えなかった。見えるときは、翅を少しだけ開いたときだけだった。 すぐに逃げないので、とにかく、アングルを変えて色々撮影した。頭を上にして太陽に向かって翅を開くことがほとんどだった。しかし、このポーズでは、まるで幻光色は見えなかった。 この個体ばかり夢中になって撮影したけれど、尾状突起が1本欠けていた。 オスが植え込みに潜っている間、メスも撮影した。メスは2頭ほどはいた。綺麗な個体だったので何枚も撮ったが、このポーズばかりだった。 そして、ムラサキシジミ(♀)。ちょっとだけ撮った。 この植え込みで一緒に撮影したのは、「BikeでトコトコBirding」のbirdingさんという方だった。鳥の撮影がメインだそうで、バイクで5分とのこと。オスの翅が光らないと嘆きつつ、茂みに潜って出てくるまでの長い間、色々話をうかがうことができた。 (ヒカゲチョウ②へ続きます)
by otto-N
| 2011-12-17 18:10
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