たかがヤマト、されどヤマト

2011 ヤマトシジミ ① 4-6月    2012.1.7(記)

年末から、西高東低の気圧配置が続き、スポーツ欄の積雪情報では北海道のニセコはすでに3mもある。一時期正月でも50cmという年が続いたことがあったが、今年は3mとはすばらしい(実は、来月行く予定)。先月、中旬から夫婦とも風邪で共倒れ、ひきこもり生活が続いていたが、やっと治ったみたいで3週間ぶりにテニスに行った。クルマの車外温度計は7℃。ダブルスの試合をしてもまるで汗をかかなかった。これでは、チョウが出てくるわけがない。というわけで、ブログはどうするか、ちょっと考えたあげく苦し紛れに、昨年度のヤマトシジミを時系列的にアップすることにした。すでに掲載済みのもあるけれど、個人的な忘備録と今年の目標を立てるにはよい機会、と思って、近所で撮ったヤマトシジミを撮影時間も入れて出します。

ヤマトシジミ ① 2011年 4月-6月
2011年度のヤマトシジミの初見は4月17日。とても遅かった。ただ、この第1号のヤマトシジミは斑紋異常のオス。開翅写真も撮ったけれど、ピントが眼に合ってなかった。
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この1枚を撮った後、ゴールデンウィークまで、ヤマトシジミを撮っていなかった。ヤマトシジミがいなかったのかもしれないが、たぶん、トラフシジミやツマキチョウやらを追いかけまわしていたのだろうと思う。ゴールデンウイークに入ってから、がぜん撮影枚数が増えていた。気がついたのは青メス。なんとスーパーブルーが写っているではないか。秋より春のほうが出現の確率が高いかもしれない(アップ後よく見たら、この3枚は同一個体だった。失礼)。一方、このころのオスは前翅の外縁黒帯の幅が狭い。
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6月中旬からは、オスの黒縁も少しずつ太くなっていくことが判る。
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ヤマトシジミは「地べた」のチョウ。でも、たまにはこういう風にも撮ることができる。普通種といってもとても美しいと思う。
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春秋の青メスばかりが騒がれるようだけど、この時期、中途半端な青藍色のない「黒メス」は、しっとり撮るとクロツにも負けないと思っている。
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ゴールデンウィークには急に増えるようだが、4月のヤマトシジミは個体数がとても少ない。やはり幼虫で冬を越すということが厳しいことなのだ。異常斑紋個体がいたけれど、寒さというストレスの結果だと思う。ということなら、春先は異常斑紋個体が多いかもしれない。今年は注意して裏翅も撮ることにしよう。
そして、青藍色の発達した青メスは、ゴールデンウィークのころがねらい目かもしれない。もう少し新鮮な個体を撮りたいものだ。
春から初夏にかけては、それほど気温が高くなく夏ほど活発ではないので、晴れていても開翅を撮るチャンスが多い。撮影時間をみていたら夕方にも開翅していた。

by otto-N | 2012-01-07 20:26 | Comments(14)
Commented by owlj at 2012-01-07 21:36 x
ヤマトシジミとカタバミは一緒ですね。
5月からつい最近まで咲いて居たのですから‥生きの長さに拍手!
クロツバメシジミ好きとしては黒メス綺麗です。
Commented by Noreen05 at 2012-01-08 05:34
今年もよろしくお願いします。
ヤマトシジミを昨年9月に高松市と京都市で撮影しました。
こちらでは見られない蝶なので出逢った時はドキドキしながら撮影しました。
もうスレた個体が多かったのですが目も綺麗な蝶ですね!

ニセコでスキーを楽しまれるのでしょうか?最近ではすっかり外国のようになっていると聞いています(笑)
Commented by ごま at 2012-01-08 10:33 x
まず1枚目。凄い! こんな個体がいるとは!
スーパーブルー♀に黒♀、綺麗ですね。
ヤマトの魅力を再確認しました。
今年はもっと撮ります(^_^;)
Commented by naoggio at 2012-01-08 17:36 x
ええっ !?
この異常型、私初めて見たような気がするんですが、
以前に掲載済みでしたらスミマセン、見逃していました。
凄いですね。今までヤマトシジミの裏は変異が少なくて退屈だくらいに思っていましたが完全に認識をひっくり返されました。
それにしてもここまでさっぱりできるとは。本当に美しい異常型ですね。
撮影されたotto-Nさんに拍手です。
その他の画像も皆素晴らしいものばかりですね。
Commented by otto-N at 2012-01-08 20:08 x
owljさん、ヤマトシジミは、4月から12月まで、都内でもっとも多く見ることの多いチョウですね。
そして、季節により翅のデザインが変わるので、少し整理するつもりで昨年を振り返ることにしました。
Commented by otto-N at 2012-01-08 20:21 x
Noreen05さん、こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
そう北海道にはいないですね。たぶん東京都内ではモンシロチョウより多いと思います。
少し遠出すると、他に撮るものが多いので、さすがにヤマトは撮らなくなりますが、ぼーずの時は必死で撮ることにしてます。このブログタイトルは便利です。
ニセコは30年以上、毎年行ってます。アンヌプリ山頂からのパウダー中毒です。ファットスキーを購入したいところですが、北海道以外では使い道がなく諦めています。ニセコは80%は外国のスキーヤーです。味噌ラーメンをおいしそうに啜っています。
Commented by otto-N at 2012-01-08 20:28 x
ごまさん、こうして並べるとなかなかでしょう(自画自賛です)。
全種類撮影ではなく、ヤマトの全県撮影をしたいところですが、なかなかむずかしそうです。
「黒メス」は、ヤマトもツバメも、撮りがいがあります。今年の目標の1つです。
Commented by otto-N at 2012-01-08 20:34 x
naoggioさん、すみません、掲載済みでした。他の写真もたぶん掲載済みが多いです。斑紋の少ない異常型は他にもあったのですが、どこかにPCの底に埋もれてしまいました。
並べてみると、今年の目標というか、昨年の反省点が浮かび上がっていいもんです。
Commented by himeoo27 at 2012-01-09 18:58
秋も深まって他の蝶の数がめっきり減ってくると蒼い♀を追っかけていた私ですが、夏場の真っ黒い表翅の♀も大好きです。今年は異常紋がいないか?春先のヤマトシジミに着目することにいたします。
Commented by otto-N at 2012-01-09 22:00 x
himeooさん、春先は異常斑紋が多いようです。
どうやら、ヤマトシジミは蛹の時に低温にさらされると、斑紋異常になりやすいらしいです。
春先の楽しみ(目標)が増えました。
Commented by ダンダラ at 2012-01-10 09:41 x
春先の異常型ですか。
面白そうですね。
それに連休頃の青雌・・この時期は自宅付近ではツマキチョウやギンイチモンジセセリを追いかけているので全く盲点でした。
今年の春は気をつけてみようと思います。
一つのことに注力されている方がいると勉強になって良いです。これからもよろしくお願いします。
Commented by otto-N at 2012-01-10 17:16 x
ダンダラさん、春先は斑紋が流れることが多いようです。3月下旬から4月中旬くらいと思いますが、このころは羽化個体数がまだ少ないですね。
私も、春の青メスのことはすっかり忘れていました。秋より春のほうが寒いので、確率は高いような気がします。
Commented by H.A. at 2012-01-11 13:05 x
ヤマトもここまでの斑紋異常は初めて見ました。
そうですか、寒いと斑紋異常が出やすいのですね。私も春になったら注目してみます。
また、♀の黒もなかなかの渋さですね。
Commented by otto-N at 2012-01-11 20:11 x
H.A.さん、ヤマトの蛹を4℃処理すると斑紋異常率が上昇するというのは、琉球大学の大瀧丈二先生によって実証されています。(2、3日前に知りました)
青メスばかりに気をとられていましたが、黒メスもどうしてどうしてです。
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