たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011 ヤマトシジミ② 7-8月 ヤマトシジミのオスは、夏になると、前翅の黒縁が太くなるとともに、日中はメスを捜して飛び回ってばかり。翅を開くのは、午前中か、曇りの日ばかりだったような気がする。 メスは黒一色。これは、これで美しい。 この個体は、上と同一個体かもしれないが、翅の傷が微妙に違う。3日後に撮影したもの。 この園芸種の花は、オスも大好きだった。 8月は、表翅の変化はあまりないようだ。 夏のヤマトシジミのオスは非常に活発で、なかなか止まってくれないし、止まったとしても翅を開かない。ただ、飛び回っているのを見ていると、止まっても翅を開かない個体と、止まると翅を開く癖のある個体がいるようだった。後者を見つけて止まるのを待ち、何とか撮影した。 メスはほとんど飛び回らず、産卵するカタバミを物色しているか、花の蜜を吸うために、草の中を這いずり回っているため、翅は傷だらけのものが多い。せっかく新鮮な個体を見つけ、翅を開くのを待っているうちに、オスに発見されると、すべて台無しになる。結構、根気が必要だった。それにしても、オスはメスを見つけるのが下手くそだ。私のほうが先に見つけることが多かった。
by otto-N
| 2012-01-10 17:05
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Comments(6)
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owlj
at 2012-01-10 20:52
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雌のヤマトシジミのスーパーも綺麗ですが、やはり黒は美しい!!
雌を見つけるのが下手なのは若いからではないですか? 追いかけ回す体力と気力が子孫繁栄の源ですから‥
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Shin
at 2012-01-11 06:43
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私のようにネタ切れで苦しむのを他所に回顧録も一つの手ですね
寒くないしね
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otto-N
at 2012-01-11 09:21
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owljさん、ヤマトの黒は夏限定です。このあとは、少しずつ青が入ってきます。
メスはうまく隠れて、見つけるのがうまいオスを選択している気がします。 なかなか見つけることができないので、飛翔力が弱いオスは淘汰されることになりますね。 どの世界でもメスのほうに選択権があるようです。
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otto-N
at 2012-01-11 12:06
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Shinさん、再アップを潔しとしない方が大多数ですが、そうもいかないので総集編を思いつきました。
でも、ヤマトは残り2回。その後はどうするかを悩みましたが、「港区自然教育園のチョウ」にしました。 数えてみたら40種くらい撮っていました。残りの5種はきついです。
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otto-N
at 2012-01-13 17:55
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Akakokkoさん、普通、私もヤマトなんていつでも撮れると思って、追いかけません。さすがに撮るのは、なにもいないときです。
そして、撮った後、意外にもきれいなことに気がつき、もっといいバックで撮りたいと思うとなかなかそうはいかず、結局遊ぶつもりが遊ばれてしまいます。 暑さでの斑紋異常の増加はないとは言い切れませんが、気をつけてみます。
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