たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011 ヤマトシジミ ③ 9月 9月に入ってからも、永遠に夏は来ないのではないだろうかというほど、暑い日が続いた。めぼしいチョウは少なくなり、近所のヤマトシジミと遊んでもらってばかりいた。 全開したときの高温期型のオスの表翅。8月に較べると、少しだけ黒縁が凹んでいる。 9月の終わりともなると、メスには少し青が入ってきていた。 青が入らないメスも健在だった。片方は青光りしている。 青が入ったメス。同一個体でも日向と日影では写りがこんなに違う。 9月のヤマトシジミは、まだ暑かったせいもあるが、オスは高温期型が主流、メスは下旬になって青鱗粉が一部に載った個体がでてきた。メスの表翅がアングルによって、青~緑色の幻光を放つのに気がついたのはこのころだった。
by otto-N
| 2012-01-13 17:43
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Comments(8)
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himeoo27 at 2012-01-14 20:01
♀の表翅の変化面白いですね!特にまだ暑さが残る9月1日の黒メスがとっても綺麗で、大好きです。
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owlj
at 2012-01-14 21:12
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otto-N
at 2012-01-14 22:07
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himeooさん、秋のメスの変化は個体差が大きく、楽しいです。
黒メスをしっくり撮るのは、天気次第でなかなか難しいと思いました。
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otto-N
at 2012-01-14 22:11
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owljさん、確かに、この水玉は、春先や晩秋のものには見られませんね。あまり意識していませんでした。
青鱗粉は、10月が本番になります。これも、天気次第でした。
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ダンダラ
at 2012-01-14 23:56
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オスの後翅表外縁の黒点、長野県の黒点タイプのヒメシジミを思わせます。こんなにくっきり出るんですね。
今まで撮影した自分の画像チェックしてみましたがこれほどくっきり出ているのは見当たりませんでした。 おかげ様で近所で撮影できそうな良い目標ができました。 それにしても写真がきれいですね。
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otto-N
at 2012-01-15 19:20
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ダンダラさん、オスの開翅画像にチョウの影が写っていなかったので、たぶん曇りの日と思って、気象庁のホームページで当時の気温と天候を調べてみました。
その結果、気温は25~30℃の幅がありましたが、天候はすべて曇りでした。 オスは晴れているとなかなか翅を開かないという事情もありますが、曇りのほうがきれいに撮れたのだと思います。 実は、画像に撮影の日時を入れたのは、忘備録として、後で気象条件を調べ今後の参考にするためでした。
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otto-N
at 2012-01-15 19:34
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naoggioさん、後翅黒縁の黒点は意識してませんでした。
ヤマトシジミの画像だけをまとめてみると、なかなか変化に富み面白いことが判りました。 普段は見過ごされれてるヤマトシジミに、naoggioさんやダンダラさんに過分なコメントをいただき、撮っててよかったと嬉しく思います。ありがとうございます。
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