たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011 ヤマトシジミ ④ 10月上旬 10月に入ってのヤマトシジミ、メスは青鱗粉が載り、オスは前翅の黒縁が狭い寒冷型に変わってきた。 キツネノマゴで吸蜜するメス。この花は背が高くはないが、ピンクの可愛い花をつけヤマトシジミとしてはとても絵になる。 前翅の前縁まで青鱗粉の載ったスパーブルー。本当は日蔭で撮影したかった。涼しくなったせいか、日が当たる中でも開翅する。というか、むしろ日が当たらないと開翅しない。 オスは黒縁が狭くなり、色も白ぽい寒冷型に変わっていた。メスは程度の差こそあれ、みんな青鱗が載ってきていた。 10月ともなると、夏とは逆に、オスも日差しがないと翅を拡げない。曇りがちの日、翅を閉じているのを見つけ、日が射すのをじっと待つ。我慢比べの季節になった。きれいなメスを見つけ、やっと翅を開いたとき、オスに絡まれ飛ばれてしまった悔しさは何回味わったことだろう。
by otto-N
| 2012-01-16 15:32
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Comments(6)
前回記事、今回記事と、貴兄の本領発揮の画像ですね。
10/12 11:38の黒い♀の光沢表現が最もお気に入りです。 クロツもこんなふうに表現できたらと思いながらできません。 ヤマトで練習しておく必要がありますね。
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owlj
at 2012-01-16 20:55
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otto-N
at 2012-01-16 21:15
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kenkenさん、ちょっと開いた翅からチラッと見えたメスの虹色に気づいて以来、これも悪くないなと思って機会のあるごと撮っていました。
クロツの虹のような幻光沢の写真を見たことがあります。ビックリしました。 クロツにはまるで及びませんが、ヤマトもそれなりに綺麗だと思います。なんといっても、その辺にいるので色々楽しめ、意外な発見がありますね。
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otto-N
at 2012-01-16 21:22
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owljさん、いつもコメントありがとうございます。
その辺を飛び回っているヤマトシジミは、小さいので肉眼ではなかなか細かいところが見えないですね。 写真で撮って初めて、綺麗なことが判ります。 眼だって、他のシジミチョウは黒いものが多いのに茶色で、ちょっとおしゃれです。
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otto-N
at 2012-01-19 20:58
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ごまさん、スーパーブルーは稀と思ってましたが、ケッコーいました。
ただ、後から写真を見たら、少し縁毛がかすれていたり、日の当たる開翅しか撮れてませんでした。 青鱗粉にバリエーションがあるので、この時期は面白いですぞ。
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