たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011 ヤマトシジミ ⑤ 10月下旬 本日、関東地方に雪が降った。郊外は積もったようだったが、都心部は積もらなかった。とにかく35日間、カラカラの日が続いていた。クルマのタイヤをスタッドレスに履き替え、10年ぶりにスキー板を買った。長野の天気がよさそうだったら、いつでも行ける体制になっているけれど、ずうーっと雪の日が続いているようだった。新しいスキー板は、アトミックのBlackeye Ti 167cm、1昨年あたりから出たロッカースキーだ。前の板はサロモンの・・・・、というふうにスキーのことに脱線すると、チョウより詳しいと思う。脱線しないで、ヤマトシジミの続きをします。 10月中旬から下旬にかけては、ヤマトシジミの撮影数は多かった。選ぶのが面倒なくらい多かったので、新しい6枚組にしてみた。こうすると、1記事の縦の長さが少なくなるので、少しはいいかもしれない。(画像はクリックすると大きくなります) ヤマトシジミのオスは相変わらずで、薄日か曇りの日のメスは青がとても綺麗だ。 この時期は、少し寒いと出て来ない。出てきても日が翳ると、すぐ葉の上で休む。そして日が射すのをじっとまっている。撮影には実はチャンス。日が射したら確実に翅を開いてくれる。この日は、とても寒く、前翅を後翅の中まで畳み込んでいた。 青いメスは、キツネノマゴとイヌタデが好きなようだ。日が射すと翅を拡げる。 葉と葉の間から逆光気味で撮った。ただ休んでいるだけだが、まるでテリ張りのようだ。 黄色いアワダチソウに止まったスーパーブルー。吸蜜はしていなかった。 スーパーブルーより、青鱗粉の面積は小さいが、こちらのほうが綺麗なようだ。青い部分が小さい分、引き立つ。 白い花のイヌタデも少し混じっており、こちらでも吸蜜した。 後ろの2枚はスーパーブルー。青鱗粉の面積は大きいが、色が薄いので一瞬オスに見間違える。 スーパーブルー、新鮮なら申し分ないのだけれど、残念ながら縁毛が少し痛んでいた。 10月中旬から下旬にかけては、曇りがちの天気が多かった。しかし、このほうが撮影には適している。ヤマトシジミの青メスは、晴れているより曇っているほうが綺麗に撮れる。ただの曇りなら寒くて翅を開かないが、少し薄日が差したときに翅を開く。この瞬間を待って撮影した。
by otto-N
| 2012-01-20 22:16
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