たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011 ヤマトシジミ ⑥ 11月 ヤマトシジミの11月は、個体差のほとんどないけれど美しいオスと、青い鱗粉の載りが様々に変化するメスを捜すのが楽しかった。 ヤマトシジミの朝は、日光浴から始まる。午後も2時半で活動を止める日もあった。そして、ツワブキが咲き始め、ヤマトシジミが集まってくるが、撮影しても色が全くでない。 この年1番のスーパーブルー。ちょっと飛んできて止まったが、日が翳ってしまいそのまま翅を閉じたままだった。粘りに粘って、日が射したときちょっとだけ開いたので撮影できた。 11月の半ばを過ぎると、メスの新鮮なものが見られなくなったこともあるが、晴天の日が続いたのであまり綺麗に撮れなかった。 午後には日が低くなる。この日、最後の日光浴。 この個体は、翅の色と、翅頂部から前縁の黒縁の形、青鱗粉の粒が黒地に載っていることから、メスと判断したが、鱗粉の落ちかかったオスとも見えなくもない、どうだろうか。 朝は石垣の上で日向ぼっこ。昼ころにはツワブキの花にヤマトシジミが集まる。相変わらず明るすぎ翅の色がでなかった。このツワブキはコナラの小木の根本にあり、午後にはコナラの葉の上で日を浴びる。5コマ目だけがオス。4コマ目と6コマ目は、傷んではいるが、それぞれ別個体のスーパーブルーのメス。 晩秋の典型的な白っぽいオス。新鮮だと綺麗だ。 晩秋のヤマトシジミは、寒いので、すぐ翅を開くので撮影しやすい。日が翳ると固く翅を閉じてしまうだけではなく、日が射していないと飛んでこない。途中で日差しがなくなり翅を閉じてしまったら、再び日が射すのを待つだけだった。 ツワブキの花には集まるけれど、黄色が眩しすぎてなかなかきちんと撮れなかった。ストロボを焚いてもだめ。何かいい方法はないだろうか。もっとも、個人的にはツワブキの花自体は好きではないのだが、せっかくの開翅だ、なんとかしたいものだ。
by otto-N
| 2012-01-26 18:00
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Comments(6)
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owlj
at 2012-01-26 20:57
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ツワブキやカタバミの黄色の花とヤマトシジミはやはり良く似合いますね。
温度が下がると日光が欲しくなるのは生き物全体の事ですね。 こうして観ると忍耐のかいあるショットが沢山あって素晴らしいです! 見せて貰えて感謝です。
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otto-N
at 2012-01-27 17:43
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owljさん、画像の第1ストックから選んでましたが、結局、すでに掲載済みの画像ばかりになってしまいました。
あと1回でヤマトは終わります。記事の文も困りましたが、コメントも苦労したかと思います。ありがとさんでした。
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himeoo27 at 2012-01-29 11:03
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otto-N
at 2012-01-29 20:34
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Shin
at 2012-01-30 06:32
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otto-N
at 2012-01-30 11:46
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Shinさん、ヤマトを4回で終えるつもりでしたが、長くなってしましました。
教育園にウラギンの越冬体でもいたら、毎日でも通うのですが、後1か月半の辛抱ですね。
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