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たかがヤマト、されどヤマト

2011 白金の森 7月    2012.2.24(記)

2011 白金の森 7月
さて、7月。この月はどういうわけか自然教育園にあまり行ってなかった。天気が悪かったせいかもしれないし、いつものと同じチョウしか見られなかったせいかもしれない。とにかく、教育園で撮った写真は少なかった。

カラスアゲハ、イチモンジセセリ、ゴマダラチョウ、コミスジ、そしてツバメシジミ。
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イヌヌマトラノオに吸蜜するナミアゲハ。
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この2年間でたった1頭しか見なかったオナガアゲハ。高尾山や奥多摩には普通だが、ここでは珍種。クサギに来ていた。
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産卵行動中のアカボシゴマダラ。夏にはよく見た。
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逆光で、透けた赤い紋が美しい。ステンドグラスのようだ。
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7月にはいると、アカボシゴマダラが目につくようになる。産卵のためにエノキの幼木に潜り込んでいるを何度も見かけた。光を透かしてみると、後翅の赤い紋が美しいが、あちこち動き回るので思うようには撮らしてはくれない。


PS:
2012.2.24
今日は風が吹いているものの、ちょっと暖かかったので、こころ当たりのある公園にキタテハぐらいは出ているかもしれないと、カメラを持って出てみた。公園に行く前に恵比寿ガーデンプレースのサッポロビール本社前に寄って見た。いました。3頭もいました。
最初はいつものように、300ミリズームで撮り、近づいて100ミリマクロ。何枚かとっているうち、プログラムオートではなく、絞りを解放で撮るとどうなるだろう、と思って撮ったのがこの写真。さすが、被写体深度が浅く、眼にピントが合っていないものばかり。歩留りがわるい。でも、うるさい背景がかなりボケるではないか。
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そこで、絞りを変えながら撮ったところ、ウーン、やはり絶大な効果。いつも、撮りそこねることを恐れ、ISOは800に固定し、プログラムオートで撮っていた。地べたを這いつくばっているヤマトシジミにどのくらい効果があるか疑問だが、今年は少なくとも絞りを考慮しよう。
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     絞りは、2.8(1/2000)、3.5(1/1250)、5.6(1/500)、10(1/200)の順。ISOは200。

それと、ズームキットとしてついてきた、いつもは使わない18-55ミリズーム。18ミリで撮影するとこうなった。意外と使えるかもしれない。
(カメラはペンタックスK-xです)
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by otto-N | 2012-02-24 17:28 | Comments(10)
Commented by ごま at 2012-02-24 18:12 x
綺麗に背景が抜けた写真、適度に背景を暈した写真、自分の写真とは比較にならないと思った。いい刺激を貰いました。
春が待ち遠しいですね。
Commented by owlj at 2012-02-24 20:42 x
アカボシゴマダラにはやはり赤星が無いと‥逆光の透け具合が綺麗です。
カメラの事は蝶以上に解りませんがこのキタテハは確かに背景が邪魔しないで本体が鮮明ですね!
どんどん器械を使いこなして別の視点で楽しませてください。
Commented by Shin at 2012-02-24 21:15 x
クリアーな綺麗な写真ばかりですね
今年もギフに始まりますね
待ち遠しいです
Commented by ダンダラ at 2012-02-25 09:25 x
このキタテハの例は絞りと背景のぼけの感じがよくわかって良い作例ですね。
これを見るとつい絞りを開けたくなりますが、そうすると最初にも書かれているようにピンボケも量産することになってしまいます。
1,2枚しかシャッターを押せないときのリスクも増えることになって、なかなか悩ましいところです。
こういうときに限って貴重なシーンだったりするんですよね。
いろいろなケースでたくさんの写真を撮って、自分に一番あった絞り値を見つけていくしかないですね。
それがその人の味と言うことにもなりますし。
広角の写真も良い雰囲気ですね。

Commented by otto-N at 2012-02-25 11:00 x
ごまさん、そんなことはないです。
私の場合、珍しくもなんともないチョウばかりです。逃げられても、次があります。
と、思ってじっくりやりすぎ、失敗ばかりですが。
春が待ち遠しいですが、その前に、あと1回くらいスキーに行きたいです。
Commented by otto-N at 2012-02-25 11:06 x
owljさん、アカボシゴマダラは、透かすときれいですね。
白くても赤紋のある個体がいるようなので、ぜひ見てみたいです。
カメラの設定を変えた時、元に戻し忘れの失敗が多く、いつも安直な設定で撮っていました。
ちょっと反省しています。
Commented by otto-N at 2012-02-25 11:11 x
Shinさん、並べると一見クリアーに見えるマジックです。
ギフの前に、身近なところでは、3月にツバメシジミが出てきます。
オスメスとも、夏より大型で、特にメスは青鱗粉が載っていてヤマトより綺麗です。
Commented by otto-N at 2012-02-25 11:29 x
ダンダラさん、おっしゃるように、絞りを開けるのはピンボケ量産で冒険ですね。
そこで、望遠はPで撮り、近づいてマクロでP、余裕があったらF5.6くらいで撮ろうかなと思っています。
(Pモードも、そんなに悪くないと思ってましたが、ISOを含め、やはり工夫が必要なことが判りました)
この広角レンズでもなんとかそれらしく撮れるので、自然教育園の雰囲気が伝わる絵を撮ろうかと思ってます。
Commented by kenken at 2012-02-26 21:56 x
絞り値は、これが正解というのはないですね。皆さんの好みですから。ダンダラさんもお書きのとおり、いろいろ試されてみて、ご自身の感覚にあう値を探されるとよろしいかと思います。
ちなみに、私好みで多用する値は、100mmでは4、300mmでは6.3でございます。
100mmで撮る際は、シーンによって、2.8、4、11、プログラムオートの4種類で撮り分けています。
Commented by otto-N at 2012-02-26 22:38 x
kenkenさん、ご教示ありがとうございます。ざぁーっと今までのを見てみました。Pオートばかりですが、どちらかというと、もう少し絞りを開けたほうがいい感じでした。今後は状況に応じての使い分けをしていきたいと思います。その前に、ISOの切り替えの失敗を減らすことが課題です。
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