たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2012.5.14 多摩丘陵 もうアオバセセリは出ないものと諦めていたところ、12日に撮影したとの記事。2度あることは3度あるのか、3度目の正直か、これで最後と行ってみた。 着いたのは9時ちょっと過ぎ。ヒメウツギに日が射しはじめたころ、ついにやって来た。しかし、すぐ飛び去ってしまった。もう来ないのかとがっかりしていたところ、少し離れた日の当たらないヒメウツギが揺れている。日影でもいいとは想定外だった。日影のほうが花の鮮度もよいので当たり前かと思いながら、数ショット撮ったところで、モニターを見て愕然。ブレブレだった。ISOが800では低すぎ、あわてて1250に上げた。 来たのは1頭だけ。毛深くて、まるでぬいぐるみの動物のような感じだ。 アオバセセリの2頭目が来るかと思って、待っていたとき撮ったチョウたち。コチャバネセセリ、サトキマダラヒカゲ、コミスジ、アカボシゴマダラ。 この日、いつもは通り過ぎていくナガサキアゲハが、やっとツツジに来てくれた。 いつもの三毛猫さんは、どうしたのかなと思っていたら、遅れてやって来た。だが、立ち止まりもせず、そおーっと通り過ぎていった。アオバセセリが来るか来ないかは、最初に、三毛猫さんに聞いてみるべきだった。 やっと、アオバセセリをとることができた。ちょっと暗かったので、動きのない平面的な感じにしか撮れなかったが、3度目の正直、至近距離で撮影でき、大満足であった。
by otto-N
| 2012-05-18 14:08
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Comments(8)
アオバセセリ、いい感じにとれましたね。
殊に組み写真の後の1枚は素晴らしいです。露出もいいし背景のウツギの花のボケ方もいいです。また撮影したくなりました。
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owlj
at 2012-05-18 20:55
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yoda-1 at 2012-05-18 21:02
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otto-N
at 2012-05-19 19:12
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naoggioさん、日向で撮ったのもありましたが、日影のほうがしっとりと撮れたようです。ありがとうございます。
うまく撮れた撮れないよりも、アオバセセリの撮影の雰囲気は、独特な緊張感と楽しさがあるような気がします。
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otto-N
at 2012-05-19 19:24
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owljさん、このチョウ、セセリにしてはとても大きいのです。全体が青から緑、そしてオレンジのアクセント。この時期、人気のチョウです。
翅は閉じたままですが、表の様子は、日本チョウ類保全協会から、最近出された「フィールドガイド・日本のチョウ」に載っています。 1,890円ですが、それ以上の価値があります。amazonで入手できます。ぜひ、購入されてください。
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otto-N
at 2012-05-19 19:29
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yodaさん、アオバセセリが飛んでくる最初の感じ、あるいは見つけたときの感じがなんともいえません。
飛び去る前に撮れるか撮れないか、びゅんびゅんのセセリなので、とても緊張感があります。
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otto-N
at 2012-05-19 19:39
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kenkenさん、はるばる関西から、どーもです。(おおきにという言葉にかわる言葉が関東ではみつかりません)
日向に来ることを予想していたので、ストロボを焚く余地はありませんでした。それに、ここのヒメウツギの背丈は50cm。100ミリマクロでも近づきすぎでした。 どうも、三毛猫さんに、すっかり手のうちを見られていたような気がします。
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