たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2012.6.15 白金の森 トラフシジミ① 前日、港区の自然教育園では夏型のトラフシジミが出たとのこと。ミドリシジミに横浜ばかりに行っている間に季節は進んだようだ。 9:00の開園に合わせて行ったところ、「散歩」のShinさんもちょうど到着。園内に入るやいなや、カメラの準備もしていないのに、地べたにトラフシジミが吸水中。ザックからカメラを取り出し、あわてて撮影する。 そのうちどこかへ行ってしまったので、トラフシジミのポイントに急ぐ。すぐ1頭いた。これも道路で吸水中。何枚か撮ったあと、ちょっかいを出すと、近くの葉の上に移った。ひょっとしたら開くかもと思ったら、本当に開いた。眩いばかりのブルーだった。 これで、今日の目標は達成。ふと目を上げると、アカシジミがちょこんととまっていた(1コマ目)。ここでは、アカシジミは初めて。私にとっては伝説のアカシジミだった。その後、3頭見つけ、この日だけで4頭も発見。驚いた。 アカシジミの他にミズイロオナガシジミがいるはずと、昨年発生した場所を探索中、少し遠いところにトラフシジミが飛んで来て、すぐ翅を開いた。この後、足元にやって来たが、散歩中の女性が来て飛ばれてしまった。少し待ってもらえばと思ったが、後の祭り。 羽化したばかりのような綺麗なヒカゲチョウが多い。 池の畔には、クガイソウも咲き始め、ここでは珍しいモンキチョウが来ていた。咲き誇ったクサフジにはルリシジミ。 クサフジにはキマダラセセリが多い。みんな新鮮だった。 池の周りのキマダラセセリも撮ったので、10時すぎ、トラフシジミのポイントへ戻ることとした。日がもっと当たっているはずだ。 (トラフシジミ②へ続きます)
by otto-N
| 2012-06-19 14:41
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Comments(6)
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owlj
at 2012-06-19 21:37
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トラフシジミの虎紋は親しみを感じます。 かなり個人的な理由ですが‥
開翅すると全く違う世界が広がりますねー! 縁の黄色が翅の紫紺の輝きを引き締めて美しいです。 表と裏がこんなに違うと観る方も心が弾みます!!
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otto-N
at 2012-06-20 13:51
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owljさん、個人的理由は想像に任せていただきます。
夏型トラフの裏側は、はっきり言って汚いです。地面にとまるとその位置が判らないくらいです。 でも、表はメタリックブルー。これほどの裏表のギャップがあるチョウは少ないです。
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otto-N
at 2012-06-20 13:57
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naoggioさん、ここでは、夏型トラフの開翅は当たり前。ただし、路上開翅ばかりで、罰金をとりたくなります。
伝説のアカシジミ、樹上から降りてきたのは、トラフの開翅と関係あるのかもしれません。 キマダラセセリも新鮮だといいですね。今年は例年になく多いです。
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otto-N
at 2012-06-20 14:03
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ごまさん、トラフシジミ②で本格的に出しました。
夏型より、ここでは春型の開翅は難関です。チョーがつくかもしれません。 まだ、夏型は間に合うかもしれません。ただ、開翅する条件がまだ分かっていないので、ダメもとで、しばらく教育園通いが続きそうです。 (台風一過の本日はダメでした)
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