たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2012.6.18 横浜・三溪園 朝から晴れていたので、トラフシジミを見に行きたかったけれど、月曜日は自然教育園は休み。締切が6月いっぱいの入場券があったので、横浜の三溪園というところに出かけた。昨年、この券を無駄にしたことがあったので、行くことにした。 三溪園の予備知識をあわてて仕込み、現地に行ったのだが、その広いこと。広大な敷地の日本庭園だった。なんでも、横浜港の開港によって財をなした生糸輸出商が作ったとのこと。敷地には、五重塔(三重塔?)や書院造りの建物や、茶室やら、京都・鎌倉から移築した重要文化財の建物が点在していた。大きな池のある庭園も広く、今は花菖蒲の季節だった。これから、蓮の花も咲くという。 一応、カメラを持っていった。日本庭園というと一番ふさわしいのは、このムラサキシジミだろう。大きな個体で初めはムラサキツバメかと思った。とまった写真を撮ろうと思っただけなのに、すぐ全開した。この時は曇っていたが、曇ったときに撮影した記憶がないので、しっとりと撮れて、ちょっとよかった。 池の畔には大きな藤棚がり、ウラギンシジミが産卵に訪れていた。これも、日本庭園のチョウとしてふさわしい。ほんとうは背景も写っているといいのだけれど。 妻は猫好き。野良でもなんでも、猫がいるとすぐ呼んで遊び始める。野良なのに性格は良かった。遊んだ後の猫の顔。 三溪園は、駅からバスに乗らなければならないのでちょっと不便。この裏は、本牧。五重塔のすぐ向こうには、高速道路が走り、工業地帯が見える。少し前までは、海だったという。ちょっと成金的と言えなくもない庭園だが、建築物自体はどれも由緒のあるものばかりですばらしい。パンフレット片手に外国の方も散策に訪れていたので、知らなかったのは私だけだったのかもしれない。 P.S. 三重塔から海側にある見晴台の下は、このような味もそっけもないコンビナート地帯だった。
by otto-N
| 2012-06-21 20:38
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Comments(6)
三渓園は子供の頃から慣れ親しんだ場所です。
コンビナートのための埋め立てでなくなってしまいましたが、私が小さい頃は南側は砂の浜辺だったんですよ。 この時期も花があってきれいそうですね。 ↓にコメ入れていませんでした。あまりに美しいのでなんと書いていいのかわかりません。これこそミラクル、本当にすごいですね。
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owlj
at 2012-06-21 22:34
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私の記憶でも崖下が海だった様な‥
このムラサキシジミ!綺麗ですねー。 開翅状態も完璧な感じです。 日本庭園と家屋にはウラギンシジミのような静けさが感じられる蝶が合いますね。 猫には何時も癒されますね。 笑って居るのかな‥
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Shin
at 2012-06-22 10:34
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otto-N
at 2012-06-22 13:00
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otto-N
at 2012-06-22 13:03
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otto-N
at 2012-06-22 13:06
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Shinさん、東京、横浜で育った方には、三溪園は懐かしい場所のようですね。
駅と直結していたら、もっと賑わっている所だと思いました。なかなか贅沢な場所です。
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