たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2012.6.24 長野県・白馬③ 八方尾根山麓のヒメシジミ、オスばかりが目についた。メスもいたけれど、少し傷がついたものはスルーしていた。やっと新鮮なメスを見つけたのでカメラを構えたとたん、横からオスにさらわれてしまった。目で追っているうち、ススキの葉の上で交尾が成立しそうな雰囲気。 これでやっと落ち着いたご様子。 メスは少ないと思っていたが、よく見たら、メスはオスほど目立たないだけだった。ちゃんと探すと新鮮な個体が結構いた。 オスはすぐ全開するのに対し、メスの開翅はおくゆかしい。 メスの斑紋はバリエーションに富んでいる。これを基準とすると、 紅紋がないタイプ。 紅紋の後ろに白紋があるもの。 前翅にも紅紋が発達したもの。 裏翅のチャームポイントは、後翅の外側の黒班紋の中の青鱗粉だろうと思う。 やはり、斜め上からとか、 斜め下からとかのアングルが好きになってしまった。 1枚に、交尾ではないオスとメス。 最後に、ヒメシジミの塒。この一角にはこんなに集まっていた。写っているのは13頭。付近も似たような状況だった。16:50ころ。 まだまだ撮っていたかったが、すでに夕食を予約してあり、17:10、ホテルに引き上げることとした。付近はミズナラが多く、ゼフが飛んでいるかと思ったが姿はなく、まだ季節が早いようだった。 (翌日は、隣の隣のスキー場(栂池)の奥へのハイキング。せっかくなので、これを次回アップします。チョウは付け足しですが)
by otto-N
| 2012-06-29 14:24
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Comments(12)
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himeoo27 at 2012-06-29 21:19
ヒメシジミの交尾までの経緯を感心しながら拝見していたら
最後の集団塒の写真に圧倒されました。 凄くて、綺麗ですね!
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owlj
at 2012-06-29 21:33
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Shin
at 2012-06-30 05:54
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ヒメ、ミヤマ、アサマ・・・・シーズンなんですね
梅雨明けが待ち遠しいです
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みき♂
at 2012-06-30 05:58
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こんにちは。ヒメシジミも青色鱗粉結構出るんですね。7月下旬に白馬方面に家人と旅行に行く予定なので、出会いを楽しみにしてます。
私は昨年の7月に信州方面に行った時に撮ったミヤマシジミで今年の年賀状を作りました。
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otto-N
at 2012-06-30 18:08
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otto-N
at 2012-06-30 18:13
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otto-N
at 2012-06-30 18:16
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Shinさん、残念ながら、アサマを見つけることはできませんでしたが、ヒメもミヤマも、ヤマトに較べると格段と撮りやすいです。
黒いヤマトも真面目に捜さなくては・・・
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otto-N
at 2012-06-30 18:21
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ヒメシジミ♀はバリエーションが多くて結構楽しめます。
交尾シーンも交尾しているところだけではなく、過程がよくわかる写真ですね、こんなのもいいなと思います。
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otto-N
at 2012-07-05 19:48
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H.A.さん、いちも旅行先で行き当たりばったりのチョウ探しです。
そんな中、このヒメシジミに楽しませてもらいました。 私にとっては珍しいので、5年分は撮った感じです。 (今日、北海道から帰ってきました。チョウは、もののついでにちょっとだけです)
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otto-N
at 2012-07-06 17:53
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