たかがヤマト、されどヤマト

2012.7.2-5 北海道・十勝③ シロオビヒメヒカゲ    2012.7.10(記)

2012.7.4 続き
カラフトタカネキマダラセセリのオスを撮影した後、林道から国道へ出ようとしたとき、曲がり角にエゾシロチョウがいた。あわてて、少しバックしクルマを停めた。

ほとんどのエゾシロチョウが擦れて半透明になっている中、この個体は染み1つないほどだった。
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近づいても全く逃げない。茂みの中なのでひいて撮れなかった。アカツメクサだけしか吸蜜しない。
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逆光で撮りたかったが、これがせいいっぱい。
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摺れたものはこんな感じ。鱗粉が剥げ落ちウスバシロチョウのようだ。飛び方、大きさも似ていなくもない。(それぞれ別個体)
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目的のチョウの一つはシロオビヒメヒカゲ。この時期、この付近にはたくさんいるとのことで心配もしなかったが、まったく見なかった。食草を何だったっけ、調べるのを忘れていた。油断した。やっと、「一面ルピナスの咲く場所で・・・」というブログ記事を見たことを思い出し、その場所に急いだ。空は完全に曇ってしまい、雨も降りだしそう。昔からルピナスは多かったが、ルピナスが見渡す限りに増えていた。でも、肝心のシロオビヒメヒカゲは気配もなく、いたと思ってもヒメウラナミジャノメだった。あてどもなく探すこと30分。道路脇に弱々しく飛んでいる影のようなジャノメを見つけ、ひょっとしたらと思い追いかけた。道端のシロツメクサにとまったのを見ると、シロオビが見えた。撮る前に飛ばれてしまい、すぐ見失ったが、少なくてもこの付近にはいる、と思って付近を重点捜査。やっと、ヒロオビヒメヒカゲを見つけました。

弱々しく飛び回り、疲れたのかそのうち葉で休む。それを繰り返す。もっとも、追い回していたせいとは思う。ルピナスにはとまらず、そのそばに咲いている黄色い花にはときどきとまる。どうやら吸蜜しているようだった。
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毛深いせいかピントは合いやすい。なかなか綺麗なチョウだと思う。
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綺麗なんだけれど、翅は開かないし、この横向きしか撮りようがなかった。
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この場所で見たのは、せいぜい5頭くらいだっただろうと思う。ウラナミヒメジャノメのほうが多かった。何だろうと思ってとまったのを見ると、ベニシジミだった。日差しがないせいか翅を開かない。
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撮るアングルが限られ、もっと新鮮な個体がいるかと探したが見当たらず、引き上げることにした。まだ13時ころと早い。その前に三国峠にでも行ってみてみようと、国道を少し登ったら雨。峠の見晴もよくなかったので、すぐ引き返した。

(北海道・十勝④に続きます)

by otto-N | 2012-07-10 14:34 | Comments(14)
Commented by naoggio at 2012-07-10 16:22 x
エゾシロの完品にまずまずのシロオビヒメヒカゲ、なかなかこう上手くいかないと思いますが、この日は特に運に恵まれたようですね。
どちらも本当に素敵な蝶だと思います。見たことはありますが撮影はした事がないので行ってみたいものです。
Commented by ごま at 2012-07-10 19:28 x
流石綺麗に撮ってますね。遠征中は駆け足になってしまって、じっくり撮ってなかったことを反省します。

ところで、シロオビは一瞬だけ開きますよね。
とまって直ぐのときかな? 私には撮れませんでしたけど。
Commented by Shin at 2012-07-10 21:24 x
北海道も良いですね
LCCを利用すればかなり安くいけそうですね
来年は真剣に考えます
Commented by owlj at 2012-07-10 21:42 x
エゾシロチョウは鱗粉が剥げ落ちて透明になるのですか‥透明な翅が綺麗と思ってました。
でもこの白い蝶は花と良く合いますね。
シロオビヒメヒカゲは名前通りの文様ですね。
◉がくっきりしてて‥でも翅まで毛むくじゃらはちょっとー?
北海道固有の蝶に遇えて良かったです。
Commented by ダンダラ at 2012-07-11 11:33 x
北海道での撮影を堪能されたようですね。
シロオビヒメヒカゲは普通種のイメージがありますが、時期が合わなかったのでしょうか。
エゾシロチョウ、きれいな個体ですね。
Commented by yoda-1 at 2012-07-11 12:48
シロオビ、毛深いとピントが合いやすいのはYODAも実感しました。
シロチョウの王様ですが、ごく綺麗な新鮮個体は雄♂で、擦れている個体はどちらも雌♀のようですね。
擦れていない雌♀の発見が難しいと想像しています。
Commented by otto-N at 2012-07-11 14:51 x
naoogioさん、実はこのエゾシロ、左後翅に茶色の染みがありました。どうやら、メスは擦れているようですが、オスは綺麗なものが多かった印象です。それと、今年は十勝では発生が遅れたとのことです。
このところ、転んでもただでは起き上がらない、いじきたない癖がついています。
Commented by otto-N at 2012-07-11 14:57 x
ごまさん、出会いが少なく、次のポイントがないので、いつもこうなってしまいます。
因みに、全部マクロで、シロオビは40分で120枚、ホソバ+カラタカは50分で200枚撮りました。
曇っていたせいかどうかは判りませんが、一瞬開くのには気がつきませんでした。
Commented by otto-N at 2012-07-11 15:01 x
Shinさん、LCCは成田からなのでキツイですぞ。
私はいつもは超割ですが、今回は、ホテル1泊付きの格安ツアー券でいきました。正規だと高すぎます。
Commented by otto-N at 2012-07-11 15:06 x
owljさん、エゾシロの鱗粉が均一に剥げ落ちれば綺麗でしょうが、そうはいかないようです。メスは剥げ落ちが早いようです。
毛むくじゃらでないチョウは、マダラチョウくらいでしょうね。防寒のためかもしれませんね(うそです)。
Commented by otto-N at 2012-07-11 15:18 x
ダンダラさん、幸い天候に恵まれ、チョウを楽しむことができました。
シロオビヒメヒカゲは、うじゃうじゃいると思っていました。子供時代の小樽にはいませんでしたので、初見でした。
天気のせいか、捜す場所が悪かっただけと思います。
エゾシロは白と黒だけ、私は大好きです。yodaさんは「シロチョウの王様」と名付けられ、嬉しくなりました。
Commented by otto-N at 2012-07-11 15:27 x
yodaさん、この翌日、帯広空港の近くでオスがメスを捜してたくさん飛んでいました。メスはスレていましたが、オスは新鮮なようでした。
エゾシロの配偶行動を見ていたら、メスはすぐに擦れるてしまうのもムリありませんね。「新品のメスは珍しい」、なるほどです。
Commented by himeoo27 at 2012-07-11 20:40
ヒメヒカゲにも逢ったことがありませんが、
シロオビヒメヒカゲの色合い、デザインどちらも素敵
で魅せられてしまいました。
Commented by otto-N at 2012-07-12 21:09 x
himeooさん、私もヒメヒカゲはまだです。
ヒメヒカゲに較べたら、シロオビはたくさんいるようです。
ヒメヒカゲも撮ってみたいですね。
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