たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2012.7.20 梅雨が明けたはずなのに、曇り空。無料の招待券があったので、雨は夕方からとの予報を信じて、横浜市の動物園・ズーラシアに行く。 電車を乗り継いで、動物園に来てみると今にも降りそうな空模様。半袖では寒いくらいだった。動物園に入ってみると、動物たちが檻に閉じ込められている感じがしないオープンで、ジャングルを思わせるような木立に囲まれた所に動物たちはいた。入ってすぐの所にアジアゾウがおり、フェンス近くには茶色のチョウが舞っていた。ジャノメチョウのようだったが、なかなかとまらず撮影は諦めた。見上げると、モンキアゲハがネムノキの花に飛んでいた。とてつもなく大きかった。自宅近くにはいない。かなり遠いが一応撮っておいた。 動物たちも撮影した。が、とにかく暗い。檻も写るが、動物たちの眼を中心に撮ることにした。さすが、肉食系は、閉じ込められた生活を強いられているとはいえ、鋭い眼光の面影は少しは感じられる。しかし、うつろ。望郷の眼差しか。 3コマ目は、ツシマヤマネコ。 この動物園にはテングザルがいた。日本ではここだけとのこと。このころ、雨が降り始めたので、テングザルの前で雨宿り。とても気にいった。しぐさがとてもユーモラス。 近くに来たのでその眼を撮ろうとしたが、なかなかうまくいかなかった。右はサル山のニホンザル。 このズーラシアという動物園は、周りが緑に囲まれ、中も大きな木々に囲まれ緑が豊富だった。この日はあいにくの雨。天気のいい日には、周りからもチョウが飛んでくるに違いない。(ジャノメチョウは撮りたかった) 何にも期待しないで行ったズーラシアだったけれど、テングザルはとても気に入った。また来てもいい、上野動物園よりもいいと思った。 (そういえば、先日、「マウリッツハイス美術館展・真珠の首飾りの少女」を見に上野公園へ行ったとき、ジャコウアゲハ♀がいたのにはびっくり。皇居にいるとは聞いていたけれど、都心ではみたことがありません) 動物園では途中から雨。チョウを撮れなかったので、近所のものを少し貼り付けます。 2012.7.12 恵比寿ガーデンプレース内の30階建ての高層マンションの間を抜けようとしたら、ゴマダラチョウが飛んでおり、急に茂みに潜ったので、覗いた。真っ暗い中、カナブンに混じって樹液を吸っていた。あわててストロボ発光で撮影した。 2012.7.19 高層マンションの裏には小さな公園があり、珍しくアカタテハが来ていた。 2012.7.23 この公園には、毎日顔を出している。ヤマトシジミも、ここまで黒縁が幅広く、翅脈が黒いと別種のように見える。 この時期のヤマトシジミのオス(6/29~7/08)。
by otto-N
| 2012-07-23 14:38
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Comments(4)
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owlj
at 2012-07-23 21:14
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モンキアゲハの大きさは私にも判りました。
綺麗な黄色の紋ですね。 動物達の表情が眼に出ている所を良く捉えているとおもいます。 個人的には白フクロウの笑って居るのがとても愛らしい!! ストロボ発光のゴマダラチョウは迫力ありますねー。
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otto-N
at 2012-07-24 20:01
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owljさん、花より大きいモンキアゲハでした。とにかくデカいです。
暗くて眼は光ってないと思ってましたが、悲しそうに光っていました。 フクロウ、両方とも真ん丸の眼も撮りましたが、このほうが面白かったです。 ゴマダラチョウは、翌日、カナブンとともに消えていました。樹液はこの日だけ出ていたようでした。ゴマダラよりカナブンの数に驚きました。
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otto-N
at 2012-07-24 20:08
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naoggioさん、モンキアゲハは、撮る側の悔しさが出ているでしょう。
テングザルはボルネオの絶滅危惧種。ここにいるのはみんな若いようです。年をとるにしたがって、鼻が大きくなるとのことです。 ヤマト、これを撮る前に、翅は欠けておらず、全体の鱗粉だけが薄くなり翅脈が黒く残ったのを撮りましたが、まるでアサマシジミのようでした。
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