たかがヤマト、されどヤマト

2012.8.16 北海道・十勝 キバネセセリ    2012.8.22(記)

2012.8.16
この日は1日完全にフリー。帯広駅前にレンタカーを借りにいき、遠出する予定でいた。しかし、朝起きたら雨。道央では低気圧通過に伴い大雨だが、道東は曇り程度の天気予報だった。雨では何もすることがなく、ぼおーっとしていたら10時ころに雨が止み始めた。近くの製材工場の裏手にオオハンゴンソウが咲いているのを思い出し、ミヤマカラスアゲハのメスを撮ったことはあるし、ミドリヒョウモンくらいはいるだろうと出かけてみた。しかし、いたのはジャノメチョウとオオヒカゲだけだった。
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暗い空だったが、しばらくすると明るくなり始めたので、帯広に予約してあったクルマを借りた後、そのまま計画していた場所に行くことにした。しかし、帯広行きのJRが少なく、クルマを借り帯広駅前を出たのは12時半すぎ。目的地に近づくにつれ、空は再び暗くなってきた。狭い林道のどん詰まり、閉ざされたゲート前にクルマを停める。1時間以上のドライブだった。狙いはその先の崖のジョウザンシジミ。うーん、いませんでした。せっかくだからと、咲いていたキリンソウを撮る。この花はたぶん50年ぶりの再会。
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この林道には、オオハンゴンソウが咲いており、暗い空の下、オオウラギンスジヒョウモンが近くに飛んできた。逆光気味で撮るとオオハンゴンソウらしくない。
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陰気な感じのするオオハンゴンソウに、こんなにチョウが集まるとは知らなかった。オオウラギンスジヒョウモン、ウラギンヒョウモン、ヒメキマダラヒカゲ。クロヒカゲの花での吸蜜は珍しい。
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当然、ミドリヒョウモンもいたが、撮ることができたのはこのメスだけだった。
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キバネセセリが吸蜜していた。
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キバネセセリは蜜を吸いながら、尻尾から水滴を出していた。(上の2コマ目にも水滴が見える)
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オオチャバネセセリも多かった。真横からも撮る。
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暗い崖下、白いスジグロシロチョウがよく目立つ。
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アカマダラかなと思ったらサカハチチョウ、その斜め下にいたウラギンスジヒョウモン。撮るとオオウラギンスジばかりで、北海道でも少なくなったような気がする。
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夕方には完全に晴れた。幕別の夕焼け。明日はホントに晴れるのだろうか?
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せっかくの1日だったが天気が悪かった。十勝のジョウザンシジミの2化目は不安定とのこと。天気のせいか、時間が遅かったのか、そもそも発生していなかったのか、よくは判らなかったけれど、熊の出るという林道、近くの藪の中で鳥がはばたいただけでびくっとした。帰化植物のオオハンゴンソウは北海道内では問題となっているが、かなり人里離れた所でもずいぶん見るようになった。セイダカアワダチソウよりもしぶといような気がする。

by otto-N | 2012-08-22 14:57 | Comments(6)
Commented by owlj at 2012-08-22 21:13 x
オオハンゴウソウ! 向日葵擬き‥等と呼んでましたが、セイタカアワダチソウより強い!!
となると大変ですね。
蝶が集まるのも帰化植物独特の香りのせいかも‥
薄暗い所のスジグロシロチョウは可憐で愛らしいです!
幕別の夕映え、雄大で気持ち良いですね。
Commented by otto-N at 2012-08-23 20:20 x
owljさん、オオハンゴンソウは特定外来生物(第2次指定種)というのだそうで、大変なしろもので撲滅はできないでしょう。
困ったときのスジグロシロチョウですが、微妙な黒い筋は思ったより綺麗ですね。
幕別のこの土手は、日高山脈に沈む夕日です。ただ、撮るのが5分遅かったです。
Commented by naoggio at 2012-08-24 15:00 x
ウラギンスジヒョウモンは数年前まではよく見かけましたがここへ来て確かに少なくなったかもしれません。
どこへ行ってもオオハンゴンソウ、困ったものですね。
↓のゴマシジミやオオヒカゲ、北海道産はやはり白っぽいですね。
Commented by otto-N at 2012-08-24 20:55 x
naoggioさん、元道産子なので、ヒョウモンチョウに格別な思いはないのですが、ウラギンスジはあちこちで減っているという話なので、注意していました。昔に比べて、やはり少ないように思います。
こちらのゴマとオオヒカゲは見たことないのですが、オオヒカゲも白っぽいとは知りませんでした。
Commented by yoda-1 at 2012-08-29 12:56
北海道でもウラギンスジは少なくなったとなると、ツマグロヒョウモンの北進の影響でもなそそうですね。
下の4枚組写真では、ギンボシヒョウモンで正解です。
上の青ゴマの開翅三昧も圧巻ですね。やはり北海道は素晴らしいです。
Commented by otto-N at 2012-08-29 13:35 x
yodaさん、昔からウラギンスジのほうが少なかったのかもしれません。北海道の人は、平地性のヒョウモンはモンシロチョウ程度にしか思っていないのではと思います。
ギンボシとウラギンの区別、表からだけではよく判りません。いつも悩んでしまいます。
青ゴマはラッキーな日でした。晴れていたら1頭くらいは開いたでしょうが、こうはいかなかったと思います。
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