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たかがヤマト、されどヤマト

2012.9.5 東京・多摩川河川敷② ギンイチモンジセセリ    2012.9.14(記)

2012.9.5(続き)
10時半をすぎると、ギンイチモンジセセリは全く出てくる気配もなく、午後少し涼しくなってから、再び現れることを期待し、それまで、アカツメクサに集まる他のセセリに遊んでもらっていたわけだけれど、さすがに暑かった。セセリの他には、当然ヤマトシジミがちょこまか飛んでいるが、全くとまらず相手にしてもらえなかった。そして、モンキチョウ。メスが花にとまっているなぁとボオーッと見ていたら、メスが翅を拡げ、風に揺らいでいる。その前にオス。オスがメスの前で挑発しているのか、よく判らなかったが、とりあえず、モンキチョウの開翅写真が撮れた。その後は、メスが花から離れたので、オスは追いかけていった。
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セセリを撮るのもいささか暑く、同じ場所にいるのも飽きたので、少し上流の方に移動した。川のほうに向かって道があり、周りはススキか葦の藪という所でギンイチモンジセセリが飛び出した。茂みに潜り込んだが、すぐ近くなので撮影できた。
2012.9.5 東京・多摩川河川敷② ギンイチモンジセセリ    2012.9.14(記)_a0181059_16343650.jpg

近づくとすぐ飛ばれたが、なぜか枯れた場所にしかとまらなかった。
2012.9.5 東京・多摩川河川敷② ギンイチモンジセセリ    2012.9.14(記)_a0181059_16345239.jpg

近くを探すものの、他には見つからず、緑色の背景で撮りたかったのに、と落胆しながら、土手の上を歩いていると、ギンイチモンジセセリが飛んできてススキ?の葉にとまった。やはり、枯れたところ?
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気配を察してか逃げるが、すぐ近くにまたとまる。何回かこの繰り返しだった。後で見たら、どれも同じような絵ばかりだったけれど、緑の背景をやっと撮ることができた。
2012.9.5 東京・多摩川河川敷② ギンイチモンジセセリ    2012.9.14(記)_a0181059_17303090.jpg

左右とも同じ箇所に少し摺れた傷があったけれど、藪の中を飛び回っているので、傷付きやすい場所かもしれない。よく見たら、この日に撮った3頭とも、同じ場所に傷があった。
2012.9.5 東京・多摩川河川敷② ギンイチモンジセセリ    2012.9.14(記)_a0181059_1735190.jpg


ギンイチモンジセセリを再び見つけたのは、午後1時過ぎ。まだまだ暑かった。少しは飛び回るけれど、すぐ葉陰で休む時間帯のようだった。土手ではもう1頭見つけたけれど、すぐに見失い、2時をすぎたころ、雲が出始めた。もう少し粘りたかったが、ポカリをとっくに飲み干し、もう限界だった。駅に向かう途中、コンビニで買ったのはビール。クルマだとこうはいかない。

by otto-N | 2012-09-14 17:11 | Comments(10)
Commented by yoda-1 at 2012-09-14 20:28
モンキチョウの求愛飛翔、お見事です。
ギンイチの同じ箇所に傷があるは、メスの同一個体ですかね。
画像整理時に同じ個体であったのかと気づくことも多いでしょうか。
Commented by owlj at 2012-09-14 21:47 x
キャー! モンキチョウの開翅ショット!!
それも雄雌のカップルなんて‥!
愉しそうに必死に求愛中の雄がいい感じに撮れましたねー。
観させて貰って居る私も幸せな気分です。 ウフフ‥
Commented by ダンダラ at 2012-09-15 09:51 x
ギンイチが枯れ葉に止まるのは、翅の裏の模様と関係があるような感じですね。
あの銀のラインは体のラインを分断させる効果があるのかな・・
翅の傷、確かに同じような位置に傷のある個体が多いですね。
私の交尾写真でも、雌雄とも同じ感じになっています。
Commented by otto-N at 2012-09-15 19:58 x
yodaさん、吸蜜中のメスにオスがこういう風に絡むとは思いませんでした。偶然の開翅画像です。
半数を撮り逃がしましたが、撮影できた3頭は全く別な場所で、それぞれ数100mは離れていますし、形も違うので、同一個体ではないと思います。
一文字紋の真ん中付近についた同じような小さな傷は、不思議です。
Commented by otto-N at 2012-09-15 20:03 x
owljさん、片方は花にとまっている偶然の飛翔画像です。
この後、2頭とも飛んでいって、さらに3頭のオスが追飛し、計5頭のトレーンになりました。
残念ながら、撮影できませんでした。メスはチョウの世界では、とにかくモテます。
Commented by otto-N at 2012-09-15 20:13 x
ダンダラさん、枯葉でないところにとまってくれるのを願ってましたが、確かに、一文字のラインはカモフラージュの意味があるのかもしれませんね。
春型のほうラインがくっきりしているのも、春は枯れた茎が多いので合理的です。
ラインの中央付近の傷は、ひょっとして傷ではなくそういう模様になっているのかと、ネットの画像を調べてみましたが、夏型では傷様の画像が多い感じでした。
傷だとしたら、面白いテーマになるかもしれません。
Commented by 6422j-nozomu2 at 2012-09-16 07:08
モンキ飛翔きまっていますね。チョウを思い描いた構図で撮影するのが醍醐味ですよね。ギンイチ確かに同じ位置に傷が。きっと深い理由があるはずかも。(笑)
Commented by Shin at 2012-09-16 07:25 x
見事な開翅写真ですね
モンキチョウもこうやって見るときれいですね
アメリカのオレンジ色のモンキチョウなども見てみたいです
Commented by otto-N at 2012-09-16 19:35 x
ノゾピーさん、オスの飛翔のピントは偶然で、とまっていたメスの開翅ねらいでした。
ギンイチの同じ位置の傷は、とても不思議です。
自宅に近ければもっと通いたいところですが、東京郊外、少し遠いです。
Commented by otto-N at 2012-09-16 19:39 x
Shinさん、暑さでぼおーっとしていたので、危うく見逃すところでした。
100ミリマクロのほうが、こんなときはピントが合いますね。
モンキチョウも、ミヤマモンキに負けないくらいきれいですよ。
アメリカのはオレンジ色とは知りませんでした。
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