たかがヤマト、されどヤマト | |||||
10月はムラサキシジミが出てくるころ。晴れたら開翅するはず、ということで、何度か自然教育園に出向いたが、ぱっとしない。ムラサキツバメに至っては、飛んでいるのを1度見ただけだった。 2012.10.12 珍しくアカタテハがいた他、キタテハなどいつものチョウばかりだった。 2012.10.17 ムラサキシジミがキク科の花にしつこく吸蜜していた。花に来ること自体珍しい。 10時半すぎ、いつもの場所は日が当たるころ。行ってみると、ムラサキシジミが降りてきて、次々とはいかなかったが、開翅してくれた。 あまり近くには来なかった。ピントもいまひとつ。特に、オスが合わない。突然すぐ近くのミゾソバで吸蜜した個体がいたが、近すぎてうまく撮れず。 比較的傷んでいないクロアゲハとナミアゲハ。今年のタイアザミの花はしょぼい。そのせいかアサギマダラもとても少ない。これまで4頭来たとのことだが、1頭見ただけだ。 2012.10.19 からっと晴れてたのにもかかわらず、ムラサキシジミは現れず。前日、雨が降ったせいか。キタキチョウとキマダラセセリ。 2012.10.24 前日は前線の通過で雨。からっと晴れ上がり、少し風が冷たい。だが、園内ではムラサキシジミは現れない。雨の次の日は、どうやら降りてこないようだ。あいかわらずのツマグロヒョウモン、まだいた夏型のキタキチョウ、遠かったイチモンジセセリ、帰り道の生垣で翅を拡げるナガサキアゲハ。 隣接した公園にいたムラサキシジミ。さっと降りてきて翅をちょっとだけ開いた。 今年のムラサキシジミは、なんとなく少ない。からっと晴れた日、次々と樹上から降りてきて翅を拡げるはずだが、ただ晴れただけではだめなのかもしれない。夏のあいだもあまり見なかったような気がするが、これからが本番なので、期待しよう。
by otto-N
| 2012-10-25 11:07
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Comments(4)
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Shin
at 2012-10-26 05:26
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今年はチョウ全般に不作でしたね
このままシーズン終了? もう一花期待したいです
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今年は本当にチョウの姿が少ないですね。
来年以降にどんな影響があるんでしょうか。 昨日の長期予報で、年内は暖冬だとか。 チョウの姿が少しでも長く見られるのはうれしいですが、本当は例年並みが良いんでしょうね。
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otto-N
at 2012-10-26 13:51
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Shinさん、いつもの時期がずれていたのかもしれませんが、不作です。
今日、水生でムラツ♂がいました。吸水なので開きませんでしたが、ムラシも水鳥より水生のほうがいいようです。
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otto-N
at 2012-10-26 14:08
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ダンダラさん、今年は少ないと思います。
食草の成長や吸蜜植物の開花のタイミングが、例年と違っているので、チョウにも影響していると思います。 長期予報は当たった試しがないのですが、生物界にとっては例年並みが一番いいでしょうね。 今年は雪解けが遅くて、春から不調だったことを思い出しました。
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