たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2012.10.30 晴れるとのことだったので、ザックにもう1台をつめ、近くのヤマトシジミを見てから自然教育園に行くはずだった。最初のうちは薄曇りだったけれど、だんだん日が射さなくなり、10時半には完全に曇り空。結局、ヤマトシジミだけで終わってしまった。 9時少し前、飛び出したヤマトシジミのオス、カタバミがまだ咲いていないので、所在なげにあちこちで日向ぼっこ。きれいな個体も混じっていた。 これは、斑紋プチ異常のオス。どちらかというと夏型に近かった。 気温が上がっていないと、ヤマトのメスは昼間とは違い、ふらふらと飛んできて、茂みの少し引っ込んだところにとまり、日差しがあると開翅する。この個体はミヤマシジミくらい大きかった。そして、青かった。笹の葉にとまったので、少し待っていたら開翅し始めた。が、すぐ飛んで、茂みの中ですぐ開翅。陰になっても、翅を閉じなかった。日差しが弱いときは、どうやら、すぐには翅を閉じないようだ。 日差しが弱くなってきたので、綺麗に撮れる。じっとしたままだったので、いろいろな角度から撮った。 近づきすぎ、最後には飛ばれてしまったが、同じ個体をたくさん撮ってしまった。 これは、ちょっと青鱗粉が載っているだけの、ほとんど黒いメス。新鮮。曇っていたが、一瞬、空が明るくなったとき飛んできた。 薄日が差していると翅を開いてくれるが、もう寒くなったせいか、曇ると翅を開かない。じっと待っていると、少し明るくなったかなという程度でも、翅を開いてくれる。そして、薄日のときは、陰の中に入っても、すぐには翅を閉じないことに気がついた。ただ、陰の時間をあまり長くすると飛ばれてしまう。太陽が真後ろでないときは、左手で陰を作り撮影したが、手ブレを起こす。手だと陰が小さいので、扇子を用意したほうがいいかもしれない。
by otto-N
| 2012-11-01 13:59
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Comments(4)
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yoda-1 at 2012-11-01 19:46
綺麗でいいですね。
特に青が少なくても、新鮮な雌は感動ものです。 開翅条件など、参考になります。
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owlj
at 2012-11-01 22:02
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otto-N
at 2012-11-02 16:04
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yodaさん、スーパーブルーの日陰での撮影はできていませんが、青面積の大小より、どうも個体の新鮮さと日差しの有無がポイントのようです。
つまらないことをゴタゴタ書いていますが、読んでいただいてありがとうございます。 すぐ忘れてしまうので、忘備録です。画像もいいのだけ出せばとは思いますが、これも忘備録です。
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otto-N
at 2012-11-02 16:09
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owljさん、この日の収穫は、日差しが弱いとそこそこきれいに撮れることと、日を遮ってもしばらく開いたままでいるということでした。
日差しが強いと、日陰にするだけで、翅を閉じ飛んでいってしまいます。
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