たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2012.11.7 前日は大雨だったけれど、天気予報どおり朝から晴れあがった。晴れてはいるが、カラッとはせず、なんとなく湿っぽい。こんな日には、ムラサキ系は出て来ないはずだが、念のためというより出て来ない確認のため、自然教育園に行く。 教育園に行く前に、ちょっとヤマトシジミのご機嫌伺い。オスがちらほら飛び、日向ぼっこをしていた。ツツジの植え込みで全開中の青♀を発見。チャバネセセリも石垣で暖をとっていた。 少し捜したがすぐ諦め、教育園に行ったが、まるで気配なし。出てくるはずの時間もすぎたので、ヤマトシジミも溜まり場に戻ってきた。新鮮な青♀がいたので撮ったあと、すぐにスーパーブルーが飛んできた。スパーブルーという名前は勝手につけた名前だけれど、一応、①前翅の前縁に藍鱗粉が載っている、かつ、②前翅の外縁の黒帯が平行ではなく後角にかけてが細くなっていると、定義した。非常に僭越な定義です。左が普通の青♀、右がスーパーブルー。(ウルトラブルーと名付けた、もっと黒帯が細いのもいます) このスーパーブルーは、芝生の上に咲いているちびたカタバミの吸蜜に余念がなかった。先日もそうだったが、どうやら、この芝生が好きらしい。素早く飛び回って花を捜す。 少し丈の長いカタバミだと横からでも撮りやすいが、這いつくばって撮ることには変わりはない。 このスーパーブルー、少し日が翳ったところでも翅を開いていた。陰を作っても、すぐには閉じなかった。少し気温が高いせいかもしれない。しかしながら、スーパーブルー、オスと同じく、完全な日陰ではそんなに綺麗だはないようだ。 少し日差しの少ないところのほうが良い気がする。 植え込みで日光浴。縁毛までピントを合わせるとこんなアングルしか撮れなかった。この直後、オスに見つかり、一目散に飛んで行った。逃げるときのメスはオスより飛ぶのが速い。 ヤマトシジミの青♀、とりわけ、勝手に名付けたスーパーブルーは、どうやら、完全な日陰ではあまり綺麗に写らないないようだ。チョウ自体はいいのだが、背景があまりにも暗くなる。今回は背景が抜けていないせいがあるかと思うが。晴れてもおらず、曇ってもいない、薄日のときに撮ってみたいと思っているが、そんな日に限って、スーパーブルーは現れてくれない。
by otto-N
| 2012-11-10 22:53
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Comments(8)
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midori
at 2012-11-11 00:31
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カタバミ吸蜜シーン最高です。きれいですね。
スーパーブルーに思わず虜...(*^_^*)!
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himeoo27 at 2012-11-11 19:08
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owlj
at 2012-11-11 20:33
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otto-N
at 2012-11-11 20:33
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midoriさん、ありがとうございます。
近くにカタバミは、刈り込まれてみんな背が低く、また、固まって咲いてないので、来年はどこからか移植しようかと思ってます。 色々撮ってみて、スーパーブルーよりふつうのブルーのほうが綺麗かなと感じ始めました。
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otto-N
at 2012-11-11 20:37
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himeooさん、ムラサキ系の他、遊んでもらえるチョウがいなくなるので、ヤマト青♀はとても助かります。
晴れでもなく曇りでもない、日差しの弱いときに撮るのが課題になりました。
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otto-N
at 2012-11-11 20:40
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owljさん、この日、しっかり撮ることのできたのは最後の1枚のときだけでした。
膝を折るのではなく、ほとんど這いつくばって撮ります。犬の糞もあるので要注意です。
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otto-N
at 2012-11-12 20:55
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Akakokkoさん、昨年は、これほど青♀を捜してませんでした。
スーパーブルーは今日も見つかったので、単に、ちゃんと捜していないから、見つからなかっただけかもしれません。 LEDライトは、10月初めには開翅効果がありましたが、最近は全く効きません。 LEDで明るくしても、気温が低くては、開翅しないようです。
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