たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2012.11.20 すぐ近くの自然教育園では、今年はムラサキツバメとは1回だけの遭遇だった。もう11月の下旬なのでここでは期待できず、千葉の公園に行った。天気は快晴、風もなく、少し暖かい日だった。 着いたのは10時。昨年、越冬集団を作っていたカクレミノの木を覗くと、ほぼ同じ位置に2頭いた。撮影しているうち、暖かいせいか、位置をときどき変え、今にも飛び出しそうな雰囲気。柔らかい緑の中で少しは綺麗に撮れた(と思う)。 暗くて寒いクロガネモチの塒にも、2頭じっとしていたが、暗くてうまく撮れず。その近くにある開翅ポインには、ムラサキツバメはおろかムラサキシジミも見つからず、元の場所に戻ったところ、2頭ともいなかったが、1頭のメスがすぐ上にいた。 マクロでも撮ろうとしたとき、姿が消えていたので、おそらく、この前にある植え込みの中と思って捜すと、すぐ見つかった。でも、植え込みの中に入り込むとなかなか居場所が判らない。 上に出てきて開翅した。翅の汚損が目立たないアングルを捜す。 植え込みの中に時々入り込み、葉の上で開翅することを繰り返すが、背景があまりきれいではないのが残念。 この植え込みにいた1頭だけいたムラサキシジミのオス。目の前で開翅。 オスはいないかと歩き廻ったとき、思いもかけないところに1頭飛び回っていた。ただし、樹上高く。右は、昼すぎ、カクレミノの塒に戻ってきたオス。ということは、朝いた2頭はメスとオスだった? このオス、無事に塒に収まったのを期に撤収。帰りがけ、まだ咲いていた萩の花にヤマトシジミとルリシジミ。ルリシジミは花からすぐ飛ばれたが、とても新鮮だった。 そして、アベリアでは小さいながら新鮮なオスのウラナミシジミ。これが最後かなと思いつつ、ちょっと寄りすぎ。 千葉の公園のムラサキシジミの集団越冬の塒には、2か所ともまだ2頭だけだった。これから寒くなるともっと増えることだろうと思うが、毎年、ほぼ同じ場所に塒を形成しているとのこと。ほんとうに不思議だ。
by otto-N
| 2012-11-23 11:38
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Comments(4)
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himeoo27 at 2012-11-23 19:15
ムラサキツバメ雌及びムラサキシジミ雄の表翅の光沢
良い色出てますね! 今年もいよいよ紫3兄弟のシーズンインとなり少しワクワク します。
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otto-N
at 2012-11-23 21:52
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himeooさん、いつもありがとうございます。
実は、この次の日、3兄弟の末っ子に会いに行ってきました。 が、条件は悪くなかったにもかかわらず、撮影どころか1頭すら会えずじまいでした。 末っ子の気まぐれには手を焼きます。
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Shin
at 2012-11-24 08:01
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今年はとうとうムラサキツバメの開翅が撮れなかったなぁ
こんな年は初めてです
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otto-N
at 2012-11-24 22:02
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