たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2012.12.7-25 12月に入ってから、近くの日だまりにいるヤマトシジミは日に日に減っていった。どうやら、寒い日が2日続くとガクッと減るようだ。ヤマトシジミは、カタバミの花が開く時間に同調するように、どこからともなく飛び出して来ていたが、とっくに花が咲いているのにもかかわらず飛んでこず、11時をすぎてやっと出てきてくれた。 2012.12.7 この日、見たのはオスの2頭だけ。1頭は右前翅の先が欠け、もう1頭は右後ろ翅が少し壊れていた。しかし、日だまりの中を元気に飛び回っていた。 2012.12.12 少し寒い日が続いた後、どうなったか見に行ってみると、1頭しか現れなかった。右後翅が壊れていたほうだ。 2012.12.14 この日も、2日前と同じ1頭だけ。2時間待っても、他は来なかった。 2012.12.16 とても暖かく最高気温が18℃くらいまで上がった。行ったときはいなかったが、ロベリアの植え込みの向こうから、おなじみの1頭がふらふらと飛んできた。まず、日だまりで翅を拡げて暖をとり、その後、少し咲いているカタバミで吸蜜した。 2012.12.25 寒い日が多く、しばらく来ることができなかったが、晴れて少し暖かったので来てみた。しかし、ムラサキシジミを捜しながら、2時間待ったが現れなかった。カタバミの花は咲いていたけれど。 昨年は、この場所でヤマトシジミを最後に見たのは12月31日だった。今年は寒い日が続いたせいか、12月16日がヤマトシジミの最後となってしまった。撮影できた日以外にも念のため見に行っていたが、日射しが弱いとさすが現れなかった。結局、1頭のオスだけに会いにいった形になり、日だまりにいると愛しさを覚えるほど。もう来ないのかなと思った16日は、格別に嬉しかった。
by otto-N
| 2012-12-28 20:38
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Comments(4)
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himeoo27 at 2012-12-29 17:44
最後まで生き残ってくれたヤマトシジミ♂に対して
愛おしさを感じました。早く暖かくなって欲しいな!
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otto-N
at 2012-12-30 09:42
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himeooさん、翅の壊れ方から、ずうーっと同じ個体を見に行っていたことになります。
16日、行ったときにはいなかったのですが、飛んできたときはホントに嬉しくなりました。情が移りますね。 ヒメオオさん、今年もたくさんのコメントありがとうございました。 短くてピシャリのコメント、元気がでました。
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owlj
at 2012-12-30 16:05
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otto-N
at 2012-12-30 21:07
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owljさん、やっと飛んで来てくれました。
最初は元気がなかったようですが、一度、大きく翅を拡げ体を温めてからは元気になりました。 これから、しばらくチョウの姿はないでしょうが、休む期間も必要です。3月はすぐですよ。 いつも、コメントありがとうございました。来年は、もう少し変わり映えのある写真を撮りたいです。
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