たかがヤマト、されどヤマト

遡ります! 2010.3.6-20 シャモニー・ツェルマット (2)   2013.1.10(記)

2010.3.9 エギーユ・ディ・ミディ
シャモニー3日目。オプショナルツアーで、バレブランシュ滑降の日だったが、我々は不参加。tsuma-Nは腕の力が弱いためスキーを担いでの、エギーユ・ディ・ミディからのナイフリッジ下降と、氷河滑降後の1時間の登りを嫌ったことと、滑降自体が決められたトレースをボーゲンで滑りおりるだけというのが、不参加の理由。憧れのバレブランシュ、せっかく来たからには、と思っていたが、ミディの展望台からの眺めをゆっくり楽しむことにした。以前に来たときは雲の中、何も見えなかった。

朝、窓から山々を見上げると、ミディとモンブランの頂上が少しだけ赤く染まっていた。
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ロックコンサートの照明のような光の筋。山の向こうから太陽が出て、薄い雲に山が影を落としているらしい。
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ミディへのロープウェイは、久々のバレブランシュ滑降の日とみえて、頭にヘルメット、腰にハーネスのスキーヤーでごった返していた。バレブランシュ滑降組の5人、ガイド氏と一緒にゴンドラに乗りこむ。中間駅があるが、3842mの終点まで一気に昇る。終点で滑降組と別れ、展望台に向かう。シャモニーの街の標高は1000m位。一気に2800mも昇ったせいか足元が少しふらつき、とても寒い。それもそのはず、温度計は-29℃を示していた。

バレブランシュ滑降に向かうスキーヤーの列。アンザイレンして、ナイフリッジを下降する。果てしなく広い白い谷が見えた。
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滑っているスキーヤーはまだ少なかった。それにしても、広大!
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オープンエアの展望台に出て、絶景を堪能する。峰々の名前はわからないが、右にグランドジョラス(4208m)が見えた。冬季の3大北壁を次々に初登攀した小西政継の「グランドジョラス北壁」を何度読んだことか。食い入るように見つめた。
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グランドジョラスからモンブランの大パノラマ。
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モンブラン(4810m)。シャモニー側からは丸く穏やかそう。すぐ登れそうだが、年に何回も登頂できる日がないことを後で知った。真夏にも雪が降る。
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帰りは、中間駅で降りてみた。ここから見る峰々も素晴らしかった。右下、対岸はブレバン、フレジュールか。
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麓に降りて、ゆっくり昼食をとった後、滑り残したグラモンテに行った。しかし、着いた頃から雲行きが怪しくなり裏の大斜面を1本滑って終わり。正面のコブコブも滑りたかったが、視界不良で引き上げた。次の日、バレブランシュ滑降組に聞くと、ミディをやっと降りて(かなりの渋滞)、滑り始めたら曇ってきて残念とのだったが、大満足の様子。行かなかった身としてはちょっと複雑だった。

2010.3.10 ルツール
朝、窓を開けたら、クモリ空。というわけで、天気がよさそうなスイス国境にあるルツールというスキー場に行った。今日から別なガイド氏(名前は忘れました)。ルツールには以前にも来たことがあるが、広大な緩斜面のスキー場。グルーミングが徹底しているので、ガンガン飛ばす。シャモニーの街のほうは雲っているようだった。
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このスキー場と奥で繋がっていたのはバルムというスキー場。昔はなかったような気がする。林間コースが主体だった。固いコブ斜面もあったが、「フェラーリ」は暴れ馬だった。跳ばされすぎ、コントロールがきかない。右は、谷底に見えた小さな教会。山側に楔形の雪崩よけがあった。
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この日のランチは、バルロシンという小さな駅の隣にある小さなレストラン。ラクレットが名物。やはり本場は違った。このレストランを出るとき、「tsuma-Nのスキーの間違えられ事件」と「ザック置き忘れ事件」があったが一件落着、シャモニーの街に無事帰着することができた。


(シャモニー・ツェルマット (3)に続きます)

by otto-N | 2013-01-10 13:26 | Comments(0)
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